コード JC63-01
系列 系列:教育学・初等教育学
授業科目 視聴覚教育1
副題
副専攻 J1
担当者 中村 清次
単位 2
期・曜時 後期 月2
対象学年 1(A)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 デジタル化するテレビと、インターネットの普及や携帯電話利用の低年齢化など、CGやバーチャルリアリティーの日常化など、子供を取り巻く視聴覚的環境は激変した。
 講義では、近代以降の視聴覚教育の歩みと現状を、映像資料をもとに、わかり易く紹介し、今後の教育メディアの在り方や、その可能性についても考えてみたい。
課題・評価
 期末の授業時間内での筆記試験、ビデオ機材を見てのレポート、及び出席率を、総合的に評価する。
テキスト
 特にない。プリント資料を随時配布する。
参考文献
受講生への要望
 昨年度の「視聴覚教育2」の受講者は、今年度の「視聴覚教育1」を受講する必要はない。
授業計画
1.学校放送番組の利用状況①-幼稚園・小学校向けの番組の場合-
2.学校放送番組の利用状況②-中学校・高校向けの番組の場合-
3.ドキュメンタリー『山の分校の記録』に学ぶ-山村の分校におけるテレビ学習1年間の成果-
4.視聴覚教育の源流-“感覚”の重要性を説いたコメニウス、ルソー、ペスタロッチの業績-
5.バラージュの『視覚的人間』論-映像時代の幕開け-
6.昭和初期の『動く掛け図』論争-『映画利用』か『映画学習』か
7.デールの『経験の円錐』論-視聴覚教育のバイブル-
8.波多野完治の視聴覚教育論-視聴覚教育の決定版-
9.コンピュータの教育的利用-個別学習や双方向学習の導入で、子供たちの学習はどう変ったか-
10.広がる教育ネットワーク-ネットワークで結ばれた学校群と共同研究などによる成果-
11.これからの視聴覚教育の方向-そのポイントは、個別化・双方向化・データベース化・ネットワーク化-
12.メディア・リテラシー教育のすすめ①-欧米の状況-
13.メディア・リテラシー教育のすすめ②-日本の状況-

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