コード LA13-01
系列 系列:心理学
授業科目 計量心理学特講3
副題 (多変量解析法入門)
副専攻 L1
担当者 井上 俊哉
単位 2
期・曜時 後期 金2
対象学年 3・4年
特記事項

授業概要
 近年、心理学研究において、多変量解析の諸手法が用いられることが多くなっている。SPSSをはじめとする統計解析パッケージを用いれば、分析そのものは比較的容易に行えるものの、出力の意味を正しく理解し、研究の中で適切に用いるためには、手法の要点をしっかりと学んでおく必要がある。この授業では多変量解析法の中から、回帰分析、パス解析、因子分析をとりあげ、自分で使えること、解釈できることを目標に学習を進める。
課題・評価
 平常点と授業最終回に行うテストの成績による。
テキスト
 使用しない。必要に応じてプリントを配布する。
参考文献
 渡部洋(編著)「心理統計の技法」福村出版
 繁桝ほか(編著)「Q&Aで知る統計データ解析DOs and DON
受講生への要望
 難しく感じられる箇所もあると思うが、不明の箇所は質問しつつ、前向きに取り組んでもらいたい。
授業計画
1.多変量解析法を学ぶ上で知っておくことが望ましい、いくつかの予備知識を確認した後、単回帰分析を学ぶ。
2.単回帰分析(つづき)
3.重回帰分析(1)
4.重回帰分析(2)
5.重回帰分析(3)
6.パス解析(1)
7.パス解析(2)
8.因子分析(1)
9.因子分析(2)
10.因子分析(3)
11.まとめ
12.テストとその解説
 各手法について、以下を目標とする。
(1)手法の目的と分析手順を一通り理解する。
(2)統計解析ソフトウェアSPSSを用いてこれらの手法を適用する手順を知り、出力を理解する。
(3)手法を利用している論文を読む。

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