コード WD51-01
系列 人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目 認知心理学特論Ⅰ
副題 (認知症のメカニズムと対処方法の基礎を学ぶ)
副専攻
担当者 高橋 雅延
単位 2
期・曜時 前期 金1
対象学年 院生のみ
特記事項

学習目標
 この授業では、認知症の基礎的なメカニズムを学ぶために、高齢者の認知や記憶の特徴と同時に、適切な対処方法について学ぶ。
授業概要
 教員のガイダンスのもと、2冊のテキストを分担してレジュメを使った発表を行い、全員で質疑応答、討論を行う。
テキスト
 ①D.C.パーク&N.シュワルツ(編)口ノ町康夫ほか(監訳) (2004). 認知のエイジング:入門編 北大路書房)/②トム・キットウッド(著)高橋誠一(訳)(2005). 認知症のパーソンセンタードケア-新しいケアの文化へ 筒井書房
参考文献・課題図書
 浜口晴彦ほか(編)(1996).現代エイジング辞典 早稲田大学出版部/G. L. マドックス(編)エイジング大事典刊行委員会(監訳)(1990).エイジング大事典 早稲田大学出版部
受講生への要望
 高齢者の認知や記憶のはたらき、認知症のメカニズム、認知症に対する介護に関心のある院生なら専門にかかわらず歓迎する。
評価方法
 発表(内容および発表技法を評価)70%、質疑応答・討論とコメント(論理性、明確性などを評価)30%
授業計画
1.オリエンテーション(発表者の割り振りなど)
2.テキスト①の発表1(加齢に伴う認知機能の低下)
3. 〃2(注意と加齢/加齢に伴う記憶の変化)
4. 〃3(加齢に伴うメタ記憶と自伝的記憶)
5. 〃4(加齢に伴うサーカディアンリズム)
6. 〃5(加齢に伴う音声知覚と発話言語理解)
7. 〃6(メッセージの生成・理解と加齢)
8.テキスト②の発表1(人であることについて)
9. 〃2(精神医学から見た認知症)
10. 〃3(どのようにその人らしさが損なわれるのか)
11. 〃4(その人らしさを保つ)
12. 〃5(認知症を生きる)
13. 〃6(よりよいケアを/認知症ケアとサービス)
14. 〃7(介護者に求められること/文化を変える)
15.授業のまとめ
自由記述欄

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