コード AS23-01
系列 系列:総合現代教養(自由領域)
授業科目 金融のしくみ
副題
副専攻
担当者 上坂 卓郎
単位 2
期・曜時 前期 月5
対象学年 1(A)・2・3・4年
特記事項

学習目標
 社会生活の中で必要になる金融の基礎的しくみを理解する
授業概要
 わが国ではお金のことを人前で話すことははしたないという風潮がまだあるように思われる。しかし我々が生きている限りお金なしに生活は一瞬たりとも成り立たない。この講義では、お金=金融の問題を身近な生活との係わり合いの中で取り上げる。金融がどのような役割を果たしているか考え、またそれとうまく付き合うことを学んでいく。さらに金融を自分の職業としようと考えている学生に対してもイメージを与える内容とする。
テキスト
 指定しない予定
参考文献・課題図書
 配布するハンドアウトの中で紹介する
受講生への要望
 経済のことにアレルギーのある学生にも分かりやすく講義を進めていく。ノートを取ることと現実の経済のニュースに関心を持つことを勧める。疑問点があれば都度質問してほしい
評価方法
 出席(50%)と試験(50%)で評価を行う
授業計画
1.はじめに  世界的金融危機とお金の行方を考える
2.お金の基本的な機能(お金の無い世界とは、金融と暮らしの関係を考える)
3.お金に近いもの(金融商品のいろいろ、有価証券の種類と仕組み)
4.お金の値段とは何か(金利とはなにか)
5.お金を発行し、管理する仕事(中央銀行の役割、金融・経済の調節のしくみ)
6.お金が余っている人(資金余剰の主体)
7.お金が欲しい人(資金不足の主体)
8.お金の過不足を調整する仕事1(金融機関)
9.お金の過不足を調整する仕事2(金融会社、証券会社など)
10.お金を扱う仕事とは(金融を仕事にする)
11.金融機関などが参加する金融、資本市場の機能(市場とはなにか)
12.金融の仕事と財政の仕事(金融システムを守る金融行政・規制について、成熟国家の行方)
13.お金と生活(ライフサイクルと金融)
14.お金を活かす(貯蓄・資産運用)
15.全体のまとめと補足
自由記述欄
※なお講義内容は授業の進行に応じて変更する可能性がある

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