コード BD30-26
系列 系列:基礎課程演習
授業科目 基礎課程演習 26
副題 (詩と映画)
副専攻
担当者 山田 由紀
単位 2
期・曜時 前期 月5
対象学年 1年
特記事項

学習目標
 映画(そしてその原作である小説)の中で引用される詩の意味を探究し、詩と映画の関係を考察します。
授業概要
 映画の中では、しばしば詩が引用されます。詩の意味を知ることにより、映画のテーマをより深く理解することが可能になります。映画をきっかけに、詩を味わうこともできるでしょう。このクラスでは、映画『博士の愛した数式』(小泉堯史監督)と、映画で引用されている詩人 William Blake (ウィリアム・ブレイク)との関係を探究します。また、映画と原作の小説を比較したいと思います。
テキスト
 小川洋子『博士の愛した数式』新潮文庫、2005年
プリント教材(William Blakeの詩など)
参考文献・課題図書
 教室で指示します。
受講生への要望
 映画や詩作品について、自分なりのテーマを見つけ、クラスでの意見交換を通して積極的に考えていくことが大切です。また、基礎課程演習はアカデミック・アドバイザーグループでもあります。何でも遠慮なく質問してください。
評価方法
 授業への取組み姿勢、提出レポートなどにより、総合的に評価します。
授業計画
1.初回授業:授業の進め方について
2.学期末レポートに向けて、どのように考えを組み立てるか
3.図書館ガイダンス、図書館の利用方法について
4.小説『博士の愛した数式』を読む
5.小説の主題・登場人物について意見交換
6.映画『博士の愛した数式』
7.映画と小説の違いとは
8.イギリスの詩人 William Blake が引用される意義
9.Blake はどのような詩を書いたか
10.ロマン主義(Romanticism)とはどのような思想か
11.無垢(Innocence)と経験(Experience)というテーマ
12.英語で書かれた詩を読む
13.レポートのテーマを相談・決定
14.レポートの書き方と資料の収集方法を確認
15.主題の可能性を探究:「無垢の精神」「記憶の意味」「子供」
自由記述欄

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