コード HA33-01
系列 系列:哲学・思想史
授業科目 倫理学演習Ⅱ
副題 (現代実践倫理文献研究)
副専攻 H1
担当者 加藤 和哉
単位 4
期・曜時 通年 金3
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 生命倫理学を中心に、現代の諸状況、諸問題に応じた倫理学的研究の現状を理解し、その方法を学ぶ。
授業概要
 生命倫理学、環境倫理学等を専攻する学生のために、この分野の基本となる視点を提供する文献を研究します。今年度は、特に英米流の応用倫理学とは異なるドイツの生命倫理学、環境倫理学の文献にも目を配ります。
 下記の授業計画は参考までに掲げましたが、詳細については、受講者と相談の上、変更することもありえます。
テキスト
 清水哲郎『医療現場に臨む哲学Ⅰ』勁草書房、
参考文献・課題図書
 
受講生への要望
 現代的な主題を扱いますが、あくまで哲学的、倫理学的考察を主眼とします。出来事を追うだけのジャーナリスティックな視点や、問題解決の実践的探求だけに終わらないように求めます。
評価方法
 平常点によります。
授業計画
1.授業紹介。前期授業計画。
2.実践の現場に臨む哲学的視点とは。
3.生命倫理学の基本的視点。
4.医療行為の本質について。
5.医療行為の目的について。
6.英米の生命倫理学文献研究(1)
7.英米の生命倫理学文献研究(2)
8.英米の生命倫理学文献研究(3)
9.英米の生命倫理学文献研究(4)
10.英米の生命倫理学文献研究(5)
11.英米の生命倫理学文献研究(6)
12.テーマ討論(1)
13.テーマ討論(2)
14.テーマ討論(3)
15.まとめ
16.前期振り返り。後期授業計画。
17.ドイツの生命倫理学文献研究(1)
18.ドイツの生命倫理学文献研究(2)
19.ドイツの生命倫理学文献研究(3)
20.ドイツの生命倫理学文献研究(4)
21.個別研究発表(1)
22.個別研究発表(2)
23.ドイツの生命倫理学文献研究(5)
24.ドイツの生命倫理学文献研究(6)
25.ドイツの生命倫理学文献研究(7)
26.ドイツの生命倫理学文献研究(8)
27.テーマ討論(4)
28.テーマ討論(5)
29.テーマ討論(6)
30.まとめ
自由記述欄
 生命、医療、環境などの諸問題についての倫理学的検討は、現代社会において必須のことがらです。それは一般的なかたちでは、個人の生活や社会的決定、政策決定の前提であり、またより専門的なレベルでの研究や検討も求められています。

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