コード KB81-02
系列 系列:初等教育学
授業科目 家庭科教育法 B
副題
副専攻
担当者 増茂 智子
単位 2
期・曜時 前期 月2
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 初等教育段階における家庭科教育の学習指導に必要な、基礎・基本の知識及び技能を身につけ、教える立場からの実践力向上を目指す。また授業を創り実施できるための教材研究について、具体的な授業を想定し検討する力を培っていきたい。
授業概要
 家庭科教育とは何か。これまでの家庭科教育観等を振り返り、教科教育としての家庭科の学びの意義について検討する。家庭科の学習目標や学習内容を確認・検討し、それらに必要な知識と技能を、体験(調理実習や被服実習等)を交え検討していく。後半で、授業力を培うための模擬授業を実施していく。
テキスト
 鶴田敦子編著『授業力UP家庭科の授業』(日本標準)
参考文献・課題図書
 鶴田敦子著『家庭科が狙われている』(朝日新聞社)、教師養成研究会編『小学校家庭科教育研究』(学芸図書)他
受講生への要望
 調理実習や模擬授業はグループ活動になる為、協力・協調が必須。学習内容により各自持参するもの有り。忘れ物に注意 
評価方法
 平常点。実習や模擬授業等への取り組みと授業において指示する小レポート(全5回)や作品等提出物による総合評価。
授業計画
1.オリエンテーション(受講者確認、グループ決め他)
2.家庭科の成立と変遷及び特性 他
3.家庭科教育の魅力 他
4.小学校家庭科の目標と内容 (学習指導要領や教科書も確認)
5.小学校の家庭科の授業について知る①
6. 同上 ②
7.家庭科の授業づくりと実習(1)「衣生活」①手縫いの基礎・基本
8.同上 (1)「衣生活」②創意工夫への支援
9.同上 (2)「食生活」①衛生・安全面の確認と献立作成 他
10.同上 (2)「食生活」②献立の検討 他
11.同上 (2)「食生活」③調理実習
12.同上 (2)「食生活」④実習の振り返り、食育について
13.家庭科の授業づくりと模擬授業①(前半)
14.家庭科の授業づくりと模擬授業②(後半)
15.まとめ-これまでの学びの振り返り、これからの家庭科教育
自由記述欄
授業以外に、実習や模擬授業に向けて、個人及びグループごとに取り組み、準備する課題が結構あります。忙しいとは思いますが、しっかり取り組んで授業に臨んでください。出席重視です。

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