コード LG15-01
系列 系列:心理学
授業科目 臨床心理学特講3
副題 (自己の心理学)
副専攻 L1
担当者 平井 美佳
単位 2
期・曜時 後期 火4
対象学年 3・4年
特記事項

学習目標
 自己の諸理論や自己の発達的特徴について概観し,自己の特徴と機能,自己と関係性の問題について考える。
授業概要
 臨床心理学・発達心理学領域における自己に関する理論や研究について概観する。特に,自己の発達的視点から自己を眺めることにより,自己の特徴と機能について考える。加えて,実習を通して受講者自身の自己,また,事例を通して臨床における自己の問題について検討し,考察を深めていく。
テキスト
 指定しない。
参考文献・課題図書
 Harter, S. (2006). The self. In W. Damon & R. Lerner (Eds.-in-Chief) & N. Eisenberg(Vol. Ed.), Handbook of child psychology: Vol. 3. Social, emotional, and personality development (pp. 505-570). New York: Wiley.
榎本博明・岡田努・下斗米淳 監修 自己心理学(全6巻) 金子書房
受講生への要望
 積極的な態度で参加する学生を歓迎する。
評価方法
 出席と授業後のコメント50%,期末課題50%
授業計画
1.オリエンテーション
2.自己とは何か:自己概念と自己評価,Iとme,包括性と領域特殊性
3.自己の研究方法:量的研究と質的研究,自己物語
4.認知的構成と社会的構成,Neisserの自己知識
5.乳幼児期における自己の発達と問題
6.児童期における自己の発達と問題
7.青年期における自己の発達と問題,アイデンティティ
8.成人期における自己の発達と問題
9.老年期における自己の発達と問題
10.安定性と可変性,可能自己,理想自己と義務自己
11.自己と人間関係,社会・文化
12.Rogersによる自己,自己実現
13.事例検討1
14.事例検討2
15.まとめ
自由記述欄

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