コード XB14-01
系列 人文学専攻(博士後期課程)
授業科目 人文学特論Ⅳ
副題 (フェミニズム概論)
副専攻
担当者 大塚 美保
単位 4
期・曜時 通年 木3
対象学年 院生のみ
特記事項

学習目標
 今日、人文学系諸領域において、フェミニズム・ジェンダー学は不可欠の素養となっている。フェミニズムの歴史的展開と概念枠組みを理解した上で、各自の専門領域への応用可能性を考える。もって博士学位論文の基盤としたい。
授業概要
 まずテキストを輪読し、フェミニズム・ジェンダー学の歴史的展開と主要な概念枠組みを整理する。次に代表的文献を読み、個別的問題への理解を深める。さらに、各受講生の専門領域におけるフェミニズムの導入状況とその成果について考察する。受講生の口頭報告と教員による講義を交えて進める。
テキスト
 江原由美子・金井淑子編『ワードマップ フェミニズム』(新曜社)
参考文献・課題図書
 授業の中で紹介。
受講生への要望
 日本語日本文学領域に限らず、哲学美学領域、英語英文学領域の専攻者をも広く歓迎する。
評価方法
 口頭報告、意見交換への参加、出席による。このほか必要と判断した場合は年度末レポートを課すかもしれない。
授業計画
1.ガイダンス:年間計画、発表スケジュール、ほか
2.導入:フェミニズムと人文学研究~文学を例に~①
3.導入:      同上②
4.テキスト輪読:視座としてのフェミニズム
5.テキスト輪読:ラディカル・フェミニズム
6.テキスト輪読:リベラル・フェミニズム
7.テキスト輪読:レズビアン・フェミニズム
8.テキスト輪読:フェミニズムの中のレイシズム
9.テキスト輪読:フェミニズム文学批評
10.テキスト輪読:精神分析とフェミニズム
11.テキスト輪読:ポストモダン・フェミニズム
12.テキスト輪読:日本フェミニズム論争史①
13.テキスト輪読:日本フェミニズム論争史②
14.テキスト輪読:宗教とフェミニズム
15.テキスト輪読:身体/生体とフェミニズム
16.テキスト輪読:エコロジカル・フェミニズム
17.テキスト輪読:マルクス主義フェミニズム
18.テキスト輪読:ポスト・マルクス主義フェミニズム
19.文献レポート:(フェミニズム・ジェンダー学の代表的文献の中
20.文献レポート:から、各受講生が関心の深いものを選び、レポ
21.文献レポート:ートする。また、各自の研究への応用可能性を
22.文献レポート:考える。)
23.文献レポート:   同上
24.文献レポート:   同上
25.専門領域レポート:(各自の専門領域におけるフェミニズム・ジ
26.専門領域レポート:ェンダー学の導入状況とその成果について
27.専門領域レポート:批判的視座も含めて考察を加える。)
28.専門領域レポート: 同上
29.専門領域レポート: 同上
30.総括:年間のまとめ
自由記述欄

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