コード BD30-13
系列 系列:基礎課程演習
授業科目 基礎課程演習 13
副題 (比較文化ー世界と日本ー)
副専攻
担当者 金子 美都子
単位 2
期・曜時 前期 水5
対象学年 1年
特記事項

学習目標
 大学生として、論理的にものを考える力をどうつけていくか。文化一般特にフランスと日本文化をテーマにして実際に学ぶ。
授業概要
 大学生として論理的にものを考えるための基本的作業について、順序立てて学んでゆく。大学生としての基礎となる調査の方法、分析の方法、テーマ発見の方法、口頭発表の方法を主に日仏における日常生活、芸術などの比較を通して身につけてゆく。
テキスト
 小林善彦『フランスの知恵と発想』白水社、他
 小林康夫他『知の技法』東大出版会
 ルーズ・ベネディクト『菊と刀』世界思想社
 佐伯・芳賀『日本論の名著』講談社学術文庫
 桑原武夫『ヨーロッパ文明と日本』朝日選書
 鹿島茂『パリ世紀末パノラマ館』中公文庫
 田辺保『フランス学を学ぶ人のために』社会思想社
 P. Lクーシュー 『明治日本の詩と戦争』金子他訳 みすず書房
 「天声人語」など新聞・雑誌記事
参考文献・課題図書
 小林康夫他『知の技法』東大出版会
 「天声人語」などの新聞・雑誌記事
受講生への要望
 ひとつのことをつきつめることは、初めは苦労も多いことですが、乗り越えたときに楽しさがわかります。そういう一歩を踏み出してください。
評価方法
 授業の参加度、発表に向けての積極的な態度、レポートでの考察が評価の中心となります。
授業計画
1.全体の概要(なお、以下の順序は入れ替わる場合もある。)
2.大学での勉学の基本として、図書館の利用法を学ぶ。
3.コンピューター関連の施設の説明、コンピューターでの資料収集法、資料としての正しい使い方を学ぶ。
4.『フランスの知恵と発想』のテキストを読む。(1)
5.同(2)
6.上記テキスト等を通して、その分析とまとめの方法を学ぶ。
7.上記テキスト等を通して、レジュメの作り方を学ぶ。
8.関心のあるテーマを発見する方法を探るため、各自、新聞、雑誌などの日常の記事の中から集めてみる。
9.さらに、口頭での発表の方法、効果を学ぶ。
10.最終的には、各自テーマを決めて、小レポートを作成する。(1)
11.同(2)
12.その添削を通して、論知的に考える力をさらに深めるにはどのような点を留意するか、全体で討議する。知ること、考えることの楽しさと苦労を分け合う。
13.グループでのまとめ 同(1)
14.同(2) 
15.予備日
自由記述欄
新鮮な気持ちを持って学問の入り口に立って、貪欲に各自の関心のある分野を探していきます。

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