コード BD30-16
系列 系列:基礎課程演習
授業科目 基礎課程演習 16
副題 (古典落語で「研究」を学ぶ)
副専攻
担当者 長野 美香
単位 2
期・曜時 前期 金5
対象学年 1年
特記事項

学習目標
 古典落語を題材にして,資料収集やレジュメ作成,発表,ディスカッション,レポートの文体や体裁等,大学の授業や研究で必要なテクニックの基礎を獲得することを目標とする。
授業概要
 古今亭志ん朝の落語を鑑賞して大人の教養を深め,落語的人間関係を味わいながら,どんな題材でも研究のテーマとできること,またその方法を学ぶ。CDやDVDで名演を鑑賞し,書き起こされた活字でそれを確認し,知らないことを図書館やインターネットで調べ,わかったことを発表して参加者全員で共有し,江戸の人情をより深く味わおう。
テキスト
 古今亭志ん朝・京須偕充編『志ん朝の落語』巻1~6 2003~2004年 ちくま文庫(希望者には部分的にコピーして配布する予定。)
参考文献・課題図書
 必要に応じて授業中に紹介する。
受講生への要望
 娯楽としてではなく,学問の素材として落語を扱うということを忘れないように。
評価方法
 出席状況,授業への参加態度,個人発表,課題提出。
授業計画
1.授業の概要の説明,アイスブレーキングセッション。
2.図書館の使いかた,情報収集の方法,レジュメのつくりかた,発表のしかたなど。発表の割り当て。
3.落語「堀之内」を例にとって考える。
4.発表のための準備作業。
5.落語「崇徳院」:恋の病いのおかしみ
6.落語「化け物使い」:ご隠居と奉公人
7.落語「厩火事」:落語的夫婦の縁
8.落語「宿屋の富」:大ボラ吹きの顛末
9.落語「船徳」:若旦那の道楽と夏の情緒
10.落語「真田小僧」:落語的子供の描き方
11.レポートの書き方。文章の読み方1。
12.文章の読み方2。
13.DVDによる落語鑑賞会。
14.まとめ。
15.予備日。
自由記述欄

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