コード EK29-01
系列 系列:人間関係
授業科目 宗教社会学1
副題
副専攻 E1
担当者 井上 まどか
単位 2
期・曜時 前期 金2
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 宗教をきわめて個人的なものととらえる人は少なくない。しかし、人々の日常的な行為や実践をよく検討しようとすると、宗教を社会的現象としてとらえる視点が必要になってくる。身近な事例を通して宗教社会学の諸理論を学ぶ。
授業概要
 この講義では、さまざまな社会現象を事例としてとりあげ、宗教社会学の視点から分析・考察する。前期は、宗教社会学の基礎理論について事例を通して学ぶ。後期はより現代的な事例を扱い、宗教社会学の諸理論を応用して考察・分析する。映像・音声資料も使用。
テキスト
 テキストの代わりとして、予習・復習用の資料を毎回配布する。
参考文献・課題図書
 メレディス・B・マクガイア『宗教社会学』(明石書店)
 井上順孝編『現代日本の宗教社会学』(世界思想社)
受講生への要望
 配布資料をもとに予習・復習し、リアクションペーパーを毎回提出すること。リアクションペーパーをもとに適宜ディスカッションをする。
評価方法
 リアクションペーパーと期末レポートで評価する。
授業計画
1.イントロダクション:宗教への社会学的視点
2.宗教の定義
3.宗教の諸相~宗教儀礼・宗教体験・共同体
4.宗教社会学の展開
5.宗教と意味体系
6.共同体と宗教的帰属
7.個人における宗教~人生儀礼
8.個人における宗教~入信と脱会
9.宗教の公認モデル
10.公認宗教における構造的変化
11.非公認の宗教と宗教性
12.現代社会における宗教性
13.宗教集団の諸類型
14.宗教的志向性の諸類型
15.宗教運動の出現と展開
自由記述欄

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