コード HA22-01
系列 系列:哲学・思想史
授業科目 哲学概論Ⅱ
副題 (近代と現代の哲学)
副専攻 H1
担当者 冨原 眞弓
単位 2
期・曜時 後期 火3
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

学習目標
 ルネサンスを分水嶺とする西洋哲学の近代合理主義と現代の反哲学の主概念を通時的に学習する。
授業概要
 物質と精神の二元論、時間と空間の感覚、世界の客観性、世界内存在としての人間、労働の意義と隷属性、宗教と思想の分離、思想信条の自由、権利と義務の相関性など、わたしたちが日常的に使用する語彙や思考回路を、各哲学者・思想家の原著を参照しつつ、解読する。前期は古代・中世を中心に論じ、後期は近代・現代を論じる。通年の受講は必須ではないが、哲学の全体像をつかむには、前・後期ともの受講が望ましい。
テキスト
 講義の進展に合わせて随時配布する。
参考文献・課題図書
 講義の進展に合わせて随時配布する。
受講生への要望
 初回授業への出席が受講の必須条件。受講希望者が多数の場合は筆記による選抜をおこなう。講義の進展は速く内容は広範に及ぶので、積極的で真摯な学習姿勢を期待する。
評価方法
 出席率(3分の1以上の欠席で期末試験の受験資格喪失)、リスポンスペーパー、期末試験等により総合的に評価する。
授業計画
1.ガリレオ:世界を描写する幾何学的言語
2.ベーコン:古い誤謬と新技法
3.デカルト:万人の良識と方法論
4.スピノザ:内在主義と至福直観
5.ロック:知性の限界と機能
6.バークリ:アイデンティティと知覚理論
7.ヒューム:人間本性への関心
8.ルソー:社会契約論
9.カント:認識の形式
10.フィヒテとシェリング:自我と直観
11.ヘーゲル:カント批判から弁証法の哲学へ
12.フッサール:意識の志向性
13.サルトル:呪われた自由
14.ベルクソン:持続と生命
15.ソシュール:言語の恣意性
自由記述欄

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