コード JH14-03
系列 系列:教育学・初等教育学
授業科目 教育学演習1 C
副題
副専攻 J1
担当者 (前)鶴田 敦子・(後)永田 佳之
単位 4
期・曜時 通年 火3
対象学年 2年
特記事項

学習目標
(前期)教育学に関する最低限の知識をもち、諸問題を教育学的に論じることができる。
(後期)教育や学校に関する「自明性の罠」からの解放と狙いとする。
授業概要
(前期)
 様々な教育現象を教育学的にとらえる力量を身につけることを目標に、教育に関する基礎的知識を得ること、論理的に考え自分の言葉で語ることを重視する。
(後期)多様な教育理論や実践にふれることを通して、学校教育、ひいては教育や学習じたいについて「当たり前」であると認識していることを「当たり前でないもの」として捉え直し、伝統的な教育観や従来の子供観について吟味する。
テキスト
(前期)なし
(後期)講義にて配布予定
参考文献・課題図書
(後期)永田佳之『オルタナティブ教育:国際比較に見る21世紀の学校づくり』(新評論)/ 関口智子他編著『未来をつくる教育ESD:持続可能な多文化社会をめざして』(明石書店)
受講生への要望
(前期)各自の問題意識をもって臨むこと
(後期)グループでの発表も行うので積極的な参加を望む
評価方法
(前期)発表・討論・レポート提出
(後期)発表・討論・レポート提出
授業計画
1.ガイダンス
2.教育学への導入
   ①教育学的にとらえるということ
3. ②経験の理論化
4. ③発達の最近接領域と教育
5. ④生活と教育の関係
   ⑤教育課程の編成
6.学校教育の課題
   ①近代学校の成立
7. ②近代学校の性格
8. ③教育課程の編成軸
9. ④不登校児の主張
10. ⑤学校における公私の問題
11.現代社会と教育 
   ①家庭教育の諸問題と家族責任の論じ方
12. ②子どもの貧困と教育
13. ③子どもの権利条約の子ども観
14. ④子ども権利条約と教育
15.教育学を主体的に学ぶために
16.オリエンテーション
17.教育とオルタナティブ
18.「世界でいちばん自由な学校」からの問いかけ
19.アジアの教育の理論と実践1
20.アジアの教育の理論と実践2
21.欧州の教育の理論と実践1
22.欧州の教育の理論と実践2
23.欧州の教育の理論と実践3
24.欧州の教育の理論と実践4
25.欧州の教育の理論と実践5
26.米国の教育の理論と実践1
27.米国の教育の理論と実践2
28.日本の教育の理論と実践(自由学園について)
29.日本の教育の理論と実践(学校の森からの問いかけ)
30.比較考察とまとめ
自由記述欄
特になし(前期)

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