コード KA81-01
系列 系列:初等教育学
授業科目 家政学概論
副題
副専攻
担当者 増茂 智子
単位 2
期・曜時 前期 月1
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 かつて女性の社会的地位向上等に大いに貢献した家政学について知り、現代における新たな役割を、消費者・生活者の視点から捉え直していく。併せて、主に学校教育における家政学からのアプローチを消費者教育や家庭科教育の視点で検討していきたい。
授業概要
 前半は総合科学として生活者の育成や社会福祉に貢献している家政学について、その歴史や領域・内容等を概観し、テーマ別検討を試みる。また後半は家政学が専門的学問の基盤となっている家庭科教育に注目し、生活課題解決のための学びを検討する。プレゼンテーションやワークショップ(実習他)等参加型授業も予定している。
テキスト
 特に指定しない。授業時にプリントを配布する予定である。参考文献と併せ活用してほしい。
参考文献・課題図書
 鶴田敦子著『家庭科が狙われている』(朝日新聞社)、
国民生活センター編集・発行『くらしの豆知識2010』他
受講生への要望
 講義だけでなく簡単な実習もあるため、必要な材料や道具を持参してもらう予定である。日頃から家庭科教育や生活問題等にも関心を持ち積極的に参加してほしい。1限目だが遅刻欠席に注意
評価方法
 プレゼンテーションを含めた授業への取り組みと学期末レポート。
授業計画
1.オリエンテーション(受講者確認、授業予定や課題の確認、他)
2.家政学の特徴(成立と変遷、領域と内容 他)
3.家政学の母、E・S・リチャ-ズと環境教育。
4.消費者・生活者の立場から家政学を考える①基本概念等
5.同上②(食生活に注目して)
6.同上③(少子高齢社会に注目して)
7.同上④(生活経営に注目して)
8.家庭科教育との関連から家政学について考える。①(基本概念)
9.同上② (基本スキル)
10.同上③ (ワークショップ-実習・自分の思いを作品で表現する)
11.同上④ (ワークショップ-実習・作品の紹介)
12.生活課題を家政学の視点から捉える。①(バズセッション)
13.同上②(テーマ別プレゼンテーション・前半グループ)
14.同上③(テーマ別プレゼンテーション・後半グループ)
15.まとめ 家政学や家庭科教育の動向  他
自由記述欄

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