コード TA54-01
系列 日本語日本文学専攻(修士課程)
授業科目 近現代文学研究Ⅰ
副題 (フェミニズム概論)
副専攻
担当者 大塚 美保
単位 4
期・曜時 通年 木3
対象学年 院生のみ
特記事項

学習目標
 今日、人文学系の学問ではフェミニズムと(そこから生まれた)ジェンダー学が不可欠の素養として要求されている。その歴史的展開と概念枠組みを理解した上で、各自の専門領域への応用可能性を考える。もって修士論文の基盤の一部としたい。
授業概要
 まずテキストを輪読し、フェミニズム・ジェンダー学の歴史的展開と主要な概念枠組みを整理する。次に代表的文献を読み、個別的問題への理解を深める。さらに、各受講生の専門領域におけるフェミニズムの導入状況やその成果を概観する。受講生の口頭報告と教員による講義を交えて進める。
テキスト
 江原由美子・金井淑子編『ワードマップ フェミニズム』(新曜社)
参考文献・課題図書
 授業の中で紹介する。
受講生への要望
 近現代文学のみならず、古典文学・日本語学・日本語教育学、さらには他専攻の学生、あらゆる専門の受講生を歓迎する。
評価方法
 口頭報告、意見交換への参加、出席による。このほか必要と判断した場合は年度末レポートを課すかもしれない。
授業計画
1.ガイダンス:年間計画、発表スケジュール、ほか
2.導入:フェミニズムと研究~文学を例に~①
3.導入:  同上②
4.テキスト輪読:視座としてのフェミニズム
5.テキスト輪読:ラディカル・フェミニズム        (三~四)
6.テキスト輪読:リベラル・フェミニズム
7.テキスト輪読:レズビアン・フェミニズム
8.テキスト輪読:フェミニズム中のレイシズム
9.テキスト輪読:フェミニズム文学批評
10.テキスト輪読:精神分析とフェミニズム
11.テキスト輪読:ポストモダン・フェミニズム
12.テキスト輪読:日本フェミニズム論争史①
13.テキスト輪読:日本フェミニズム論争史②
14.テキスト輪読:宗教とフェミニズム
15.テキスト輪読:身体/生体とフェミニズム
16.テキスト輪読:エコロジカル・フェミニズム
17.テキスト輪読:マルクス主義フェミニズム
18.テキスト輪読:ポスト・マルクス主義フェミニズム
19.文献レポート:(フェミニズム・ジェンダー学の代表的文献の中
20.文献レポート:から各受講生が関心の深いものを選び、レポー
21.文献レポート:ートする。また、各自の専門領域または研究テ
22.文献レポート:テーマにどのように応用可能か、批判的視座も
23.文献レポート:含めて考察を加える。)
24.文献レポート: 同上
25.文献レポート: 同上
26.文献レポート: 同上
27.文献レポート: 同上
28.文献レポート: 同上
29.文献レポート: 同上
30.総括:年間のまとめ
自由記述欄

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