コード WD72-01
系列 人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目 学習心理学特論Ⅰ
副題 (科学としての臨床心理学について考える)
副専攻
担当者 高橋 雅延
単位 2
期・曜時 前期 金1
対象学年 院生のみ
特記事項

学習目標
 ときに臨床心理学は科学ではないと言われる。この授業では、臨床心理学で使われるさまざまな技法に内在する問題点を考えることによって、真に有用な臨床心理学の概念を全員が身につけることを目標とする。
授業概要
 教員のガイダンスのもと、テキストを分担してレジュメやパワーポイントを使った発表を行い、全員で質疑応答、討論を行う。なお、必要に応じて、この分野の研究にたずさわる外部講師を招いて生の情報に触れる。
テキスト
 S.O.リリエンフェルド/S.J.リン/J.M.ロー(編)厳島行雄ほか(監訳)(2007). 臨床心理学における科学と疑似科学 北大路書房
参考文献・課題図書
 J.M.ウッド/M.T.ネゾースキ/S.O.リリエンフェルド/H.N.ガーブ(著)宮崎謙一(訳)(2006).ロールシャッハテストはまちがっている-科学からの異議- 北大路書房
受講生への要望
 長く実験心理学に関わってきた教員自身の経験に基づいた観点からのコメントも行うので、臨床心理学にたずさわっている院生だけではなく、科学としての臨床心理学の位置づけに悩んでいる院生も歓迎する。
評価方法
 発表(内容および発表技法を評価)70%、質疑応答・討論とコメント(論理性、明確性などを評価)30%
授業計画
1.オリエンテーション(発表者の割り振りなど)
2.テキストの発表1(臨床心理学における科学と疑似科学)
3. 〃2(臨床家が疑似科学的手法を用いる理由)
4. 〃3(論争の的になる疑わしい査定技法)
5. 〃4(専門家証言の科学と疑似科学)
6. 〃5(解離性同一性障害:多重人格と複雑な論争)
7. 〃6(科学的心理療法研究:現況と評価)
8. 〃7(ニューエイジ療法)
9. 〃8(過去の出来事の想起における記憶回復技法)
10. 〃9(心的外傷後ストレス障害の治療法)
11. 〃10(アルコール依存症の治療法に関する論争)
12. 〃11(ハーブ治療と抗うつ薬治療)
13. 〃12(注意欠陥/多動性障害の子どものための治療法)
14. 〃13(異論のある多くの自閉症的治療法)
15. 〃14(自助療法)+授業のまとめ
自由記述欄

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