コード BD30-08
系列 系列:基礎課程演習
授業科目 基礎課程演習 8
副題 (宗教と現代について考える)
副専攻
担当者 堀江 宗正
単位 2
期・曜時 前期 木5
対象学年 1年
特記事項

学習目標
 図書館のオンライン・データベースを使った調べ物の仕方、批判的読解の方法、レジュメの作り方、プレゼンテーションやディスカッションの仕方、レポートの書き方を学び、同時に現代と宗教の問題についての知識を得る。
授業概要
 大学での勉強・研究の仕方(スタディ・スキル)を学んだ上で、『宗教と現代がわかる本2010』から短い文章を取り出し、それを読み、概要を発表し、議論する。「意見─根拠─妥当性の検討」の連関を意識し、学問的志向に慣れることを目標とする。また、レポートのフォーマットを学び、実際にそれにしたがってレポートを書く。
テキスト
 教員が配布する。
参考文献・課題図書
 教室で指定する。
受講生への要望
 すべて出席が基本、欠席は決してしないこと。とくに発表を担当しているのに突然欠席することは、授業に支障を来すので、決してしないように。
評価方法
 出席、リアクションペーパー、発表への取り組み、平常点、レポート
授業計画
1.イントロダクション、自己紹介
2.ノートの取り方
3.図書館の利用、本の検索、集め方
4.本の読み方(批判的読解)
5.レジュメの書き方、発表の仕方、議論の仕方
6.レポートの書き方
7.宗教を解体する映像メディア、ネット時代の聖なるもの
8.宗教を映像で扱うということ、テレビと宗教リテラシー
9.アメリカにおけるテレビと宗教、イスラーム世界と映像メディア
10.反ユダヤ主義からイスラーム嫌いへ、国境を越えるイスラームの宗派教育、イスラーム金融とは何か
11.中国共産党によるチベット仏教弾圧の歴史、南伝仏教と北伝仏教の食の違い、東アジアから見た儒教復興の展開
12.苦悩に向き合う僧侶の言葉、裁判員制度に戸惑う宗教者、仏像ブーム
13.長生きが不幸になる時代、大学におけるカルト勧誘の実態、ニュース記事の中の「宗教」
14.オバマ政権の宗教的側面、勝間和代ブームに見る現代の自己啓発
15.全体討論、レポート提出
自由記述欄

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