コード EE48-01
系列 系列:人間関係
授業科目 死と葬送の社会学
副題 (日本とヨーロッパの比較を通じて)
副専攻 A3・E1
担当者 森 謙二
単位 2
期・曜時 前期 水2
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 (1)生きる意味、死ぬ意味について考えるきっかけになればと思います。(2)お墓や葬式が生者と死者にとってどのような意味をもっているのか、それについて考えるきっかけになればと思います。
授業概要
 日本とヨーロッパの比較を通じて、死と葬送の意味について考える。墓や葬送は「社会を映し出す鏡」であるといわれています。今、この領域で何が起こっているのか、それを明らかにすることによって,同時に現代社会の問題点も明らかにしていきたい。
テキスト
 岩上・鈴木・森・渡辺『いま,この日本の家族-絆のゆくえ』(弘文堂)
参考文献・課題図書
 大林太良『葬制の起源』(中公文庫)
受講生への要望
 授業は,パワーポイントを使って行います。パワーポイントの配布版をインターネット上におきたいと思いますので,授業の前にそれをダウンロードしてもらえればと思います。
評価方法
 出席(20%)と授業中の感想文(10%)と試験(70%)
授業計画
1.講義全体の見取り図-何が問題か?
2.葬送の意味について
3.「埋葬義務」と祖先祭祀-ヨーロッパと日本
4.祖先祭祀と日本の家族
5.葬法について-風葬・土葬・火葬
6.日本における火葬の展開(古代から中世・近代の火葬)
7.けがれと両墓制
8.明治期における墓地と埋葬に関する法制度の展開
9.墳墓・祖先祭祀・家
10.戦後の墓地法制
11.日本型近代家族の崩壊と葬送
12.ヨーロッパの墓制
13.新葬送システムの展開
14.無縁社会と葬送
15.講義全体のまとめ
自由記述欄
 できるだけたくさんの写真を見せたいと思います。

Copyrights 2011 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ