2012 syllabus

コード	WA73-01
授業科目	基礎教育学特論３
副題	（エスノグラフィーの理論と技法）
副専攻
特記事項

担当者	柴山　真琴
単位	2
期・曜時	前期　集中
対象学年	学部3・4年生も可

学習目標

　人々の日常活動や子どもの発達過程を文脈ごとに把握し質的に理解する方法であるエスノグラフィーの基礎を習得する。

授業概要

　エスノグラフィーの手法(参与観察とインタビュー)とそれを支える認識論について解説する。本講義では、エスノグラフィーの手法によるデータ収集･分析･調査報告書の作成も演習形式で組み入れる。

テキスト

　柴山真琴『子どもエスノグラフィー入門』
　(新曜社　2006　1,995円)

参考文献・課題図書

　講義内で適宜紹介する。

受講生への要望

　３日間の連続出席を前提とし、講義で解説する技法を使った調査課題を出す予定である。受講者は全日出席してほしい。

評価方法

　出席(30%)、授業内課題(20％)、調査報告書(50％)を総合して評価する。

授業計画

１．序論(1)：心理学研究の過程
２．序論(2)：社会科学における研究方法論
３．序論(3)：エスノグラフィー小史
４．エスノグラフィーの技法(1)：参与観察
５．観察演習
６．参与観察の３段階
７．フィールドノーツ作成法
８．観察データの分析
９．観察研究例
10．エスノグラフィーの技法(2)：インタビュー
11．インタビュー･スケジュールの作成
12．インタビュー･データの分析
13．インタビュー研究例
14．調査報告書の書き方
15．研究者倫理

自由記述欄

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