コード AN21-01
授業科目 キリスト教学Ⅱ-11
副題 (禅キリスト教は可能か)
副専攻
特記事項 ※HD52「キリスト教学特講Ⅱ」と同一
担当者 佐藤 研
単位 4
期・曜時 通年 木2
対象学年 3・4年

学習目標
①坐禅の世界に体験的に触れる。
②禅の世界の作法・世界観・歴史・可能性を理解する。
③キリスト教と禅がどのような意味で一つになり得るか探る。
授業概要
 毎回、椅子禅を行い、坐禅の世界に体験的に接近する。前期には、坐禅の世界の実践的な枠組みを理解し、さらにはその世界観と歴史を概観する。後期には、キリスト教の本質を考察し、それが禅と一体化ないしは共存しうるのかどうかを探る。また、現在の世界における禅の実情を観察しつつ、禅の将来的可能性を検討する。
テキスト
 プリントを配布する。
参考文献・課題図書
 佐藤研『禅キリスト教の誕生』岩波書店、2007.
受講生への要望
 ①自分で坐禅を(少なくとも授業の年度は)毎日短時間でも実践する意志、②キリスト教において何が真に重要であるかを問い直す意識、③自分とは何か、なぜ生きているのかを問う心。
評価方法
 出席状況とレポートの総合による。
授業計画
1.オリエンテーション
2.坐禅の目指すもの、坐り方の実際
3.椅子禅(15分)、作法、経行のしかた
4.椅子禅(15分)、作法、禅の枠組み
5.椅子禅(15分)、坐禅の果実
6.椅子禅(15分)、坐禅の果実
7.椅子禅(15分)、坐禅の果実
8.椅子禅(15分)、魔境、禅の歴史(インド)
9.椅子禅(15分)、禅の歴史(中国)
10.椅子禅(15分)、禅の歴史(中国)
11.椅子禅(15分)、禅の歴史(日本)
12.椅子禅(15分)、禅の歴史(日本)
13.椅子禅(15分)、禅の現在
14.椅子禅(15分)、禅の現在
15.椅子禅(15分)、小総括
16.椅子禅(20分)、一般的キリスト教理解の再検討
17.椅子禅(20分)、禅とキリスト教の合焦点(1)
18.椅子禅(20分)、禅とキリスト教の合焦点(2)
19.椅子禅(20分)、禅とキリスト教の合焦点(3)
20.椅子禅(20分)、禅キリスト教の概要(1)
21.椅子禅(20分)、禅キリスト教の概要(2)
22.椅子禅(20分)、禅キリスト教の概要(3)
23.椅子禅(20分)、禅キリスト教の概要(4)
24.椅子禅(20分)、禅キリスト教の概要(5)
25.椅子禅(20分)、禅キリスト教の概要(6)
26.椅子禅(20分)、禅キリスト教の概要(7)
27.椅子禅(20分)、禅キリスト教の概要(8)
28.椅子禅(20分)、禅の将来性
29.椅子禅(20分)、総括(1)
30.椅子禅(20分)、総括(2)
自由記述欄

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