コード AS29-01
授業科目 ポップカルチャー
副題
副専攻 A1・A2
特記事項
担当者 江下 雅之
単位 2
期・曜時 後期 水3
対象学年 1(A)・2・3・4年

学習目標
 日本におけるポップカルチャーの成立過程と社会との関連性、さまざまな文化領域間の相互作用的な関連性を理解する。
授業概要
 講義形式で行われる。主な内容は次の4パートで構成される。
 1)ジェンダーと大衆文化、2)メディアと消費、3)オタク文化の源流としてのSF、4)マンガとアニメ
 いずれのパートにおいても、具体的な事例を紹介し、固有の社会的背景を解説する。
テキスト
 なし
参考文献・課題図書
 講義にて随時紹介する。
受講生への要望
 授業で使用する資料は専用サイトにて公開(pdfファイル)するので、各自が事前にダウンロードし、プリントアウトして持参すること。紙の資料は配付しない。
評価方法
 授業ごとに実施する小レポートによって100%評価する(予定)。具体的な評価方法は初回の講義にて説明する。
授業計画
1.イントロダクション:日本のポップカルチャーの全体像
2.1.1 雑誌の性別分化:女性向け雑誌の成立過程と特徴
3.1.2 少女文化の再生産:少女小説・少女マンガによる自己解釈
4.1.3 ドラマにおける女性像:視聴者と主人公の相互作用的関係
5.2.1 アイドルの生産と消費:テレビ文化の象徴としてのアイドル
6.2.2 変化する音楽消費市場:音楽「する」行動の変遷
7.2.3 映像ビジネスの盛衰:娯楽産業の王者の推移
8.3.1 SF作家とファンダム:作家とファンの共同体が築いた王国
9.3.2 特撮ヒーロー:SFのメディアミックスの結晶
10.3.3 ゲームとラノベ:メディアミックス化するオタク世界
11.4.1 座標軸としての手塚治虫:手塚以前・以後の断続と継続
12.4.2 マンガ表現の文法:記号的な表現世界とリアリズム
13.4.3 アニメとマンガ映画:Japanimationの系譜と独自性
14.総括1:若者文化とポップカルチャー
15.総括2:ポップカルチャー研究の現在形
自由記述欄
 本講義に関する連絡および資料配付は次のサイトにて行う。
 http://www.eshita-labo.org/sacrecoeur/
 アクセスに必要はID・パスワードは初回の授業で示す。

Copyrights 2012 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ