コード CD57-01
授業科目 日本語学研究Ⅳ
副題 (言語理論と日本語研究(意味論・語用論を中心に))
副専攻 C1
特記事項
担当者 加藤 泰彦
単位 2
期・曜時 後期 火3
対象学年 2・3・4年

学習目標
 前期の「日本語研究Ⅲ」に引き続き、現代言語学の視点から日本語研究の諸問題 --- 後期は特に、意味論と語用論の諸問題 -- をとりあげます。随時、英語との比較を行い、日本語の特質を考えます。
授業概要
 前期と同様に講義形式。毎回ハンドアウトを配布し、それにもとづいて分かりやすく説明してゆく。
テキスト
 なし。
参考文献・課題図書
 授業の中で随時紹介する。
受講生への要望
 年間を通してⅢとⅣを受講することを想定するが、後期のはじめに、基礎事項の復習をいれるので、後期からの受講も可能である。多くの質問を期待する。
評価方法
 課題によるレポート
授業計画
1.言語研究の基礎 (1) E言語とI言語・データ・基本問題
2.同   (2) 多様性と普遍性
3.意味の構造的側面 (1) 句構造・意味の構成原理
4.同        (2) 文法関係・文境界
5.同        (3) 統語関係
6.構造要因と文脈 (1) (再帰)代名詞の解釈
7.同        (2) 相対的作用域
8.同       (3) 作用域と焦点
9.意味の語用論的側面 (1) 論理とことばの意味
10.同          (2) 会話の含意
11.同          (3) 推論のモデル
12.同          (4) 経済性の視点
13.まとめと展望(1)
14.同(2)
15.同(3)
自由記述欄
 前期と同様に、講義内容に対する質問を自由に書いてもらう機会を何回か作りたいと思います。

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