コード DB51-01
授業科目 日本近世史Ⅰ
副題 (養子将軍と「奥政治」の展開)
副専攻 D1
特記事項
担当者 深井 雅海
単位 4
期・曜時 通年 木4
対象学年 2・3・4年

学習目標
 江戸幕府中期の政治が、どのような政治勢力によって、いかなる政策が実行されたのか、を理解する。
授業概要
 江戸幕府の政治は、大きく将軍独裁と老中合議制に分けることができる。将軍独裁、つまり将軍やその側近が政治の主導権を握っている場合には、将軍の執務・生活空間である、江戸城本丸御殿の「奥」が政治の舞台になる。そして、「奥」の長官である側用人や御側御用取次が、政治の中核として活躍することになる。こうした政治を、私は「奥政治」と呼んでいるが、この「奥政治」は、5代綱吉・6代家宣・8代吉宗など養子将軍の時代に行われている。本講義では、かかる「奥政治」がどのような政治勢力によって、いかなる政策が実行されたのか、史料や図表などを基に、その実態を明らかにしていきたいと思う。
テキスト
 プリントを配布する。
参考文献・課題図書
 深井雅海『綱吉と吉宗(日本近世の歴史3巻)』吉川弘文館、藤田覚『田沼時代(日本近世の歴史4巻)』吉川弘文館
受講生への要望
評価方法
 出席状況とレポート・学期末試験によって評価する。
授業計画
1.序 将軍独裁と老中合議制
2.5代将軍綱吉と元禄期の政治
3.〃
4.〃
5.〃
6.〃
7.〃
8.〃
9.6代将軍家宣と「正徳の治」
10.〃
11.〃
12.〃
13.〃
14.〃
15.〃
16.8代将軍吉宗と「享保の改革」
17.〃
18.〃
19.〃
20.〃
21.〃
22.〃
23.「田沼時代」の政治
24.〃
25.〃
26.〃
27.〃
28.〃
29.〃
30.「寛政改革」への序曲
自由記述欄

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