コード HA46-01
授業科目 西洋近代哲学史Ⅰ
副題 (ルネサンス期から啓蒙の時代まで)
副専攻 H1
特記事項
担当者 冨原 眞弓
単位 2
期・曜時 前期 水4
対象学年 2・3・4年

学習目標
 現代人の語彙や思考法に大きな影響を与えた近代哲学(主として17-18世紀)を学ぶことで、みずからの思考を批判的に検討し、言語化し、文章化することで、内省する習慣を身につける。
授業概要
 17-18世紀は哲学のみならず文学・芸術・政治・社会全般に「コペルニクス的転換」が生じた世紀である。中世やルネサンスと訣別する一方で、現代思想への反面教師となった近代哲学の主概念を、時間軸に添って概観する。
テキスト
 その他、講義の進展に合わせて随時配布する。
参考文献・課題図書
 その他、講義の進展に合わせて随時配布する。
受講生への要望
 初回授業への出席が受講の必須条件。受講希望者が多数の場合は筆記(小論文)による選抜をおこなう。
評価方法
 出席重視(3分の1以上の欠席で評価不可)。出席率、毎回のリスポンスペーパー、期末の課題等により、総合的に評価する。
授業計画
1.哲学と哲学史:なぜ哲学史を学ぶのか
2.ルネサンスと宗教改革:クザーヌス・エラスムス・ルター
3.科学革命:コペルニクス・ケプラー・ガリレオ
4.合理論1:デカルトの形而上学
5.合理論2:デカルトの自然学
6.合理論3:スピノザの神即自然
7.合理論4:スピノザの精神と身体
8.経験論1:ベーコンの新技法
9.経験論2:ロックの知識論
10.経験論3:バークリの知覚論
11.経験論4:ヒュームの懐疑論
12.批判哲学1:カントの超越論的観念論
13.批判哲学2:カントの道徳論と宗教論
14.講義に関する質疑応答
15.期末課題提出
自由記述欄

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