コード TG19-01
授業科目 比較文化研究特論Ⅸ
副題 (差別と共生の社会学)
副専攻 A2・A3
特記事項
担当者 田渕 六郎
単位 2
期・曜時 後期 月3
対象学年 学部3・4年生も可

学習目標
 差別共生というキーワードをめぐって、比較文化的な視点もとりいれながら、現代の社会・文化的現象を理解、分析するための社会学的なアプローチを学びます。
授業概要
 グローバル化が進む現代社会では、「差別」「偏見」というかたちで他者や異なる集団、異なる文化を「排除」する行動や意識が存在します。私たちはいかにして「差別」や「偏見」を克服し、「共生」に至ることができるのでしょうか。この授業では、民族、ジェンダーなどの具体的なトピックを取り上げながら、差別と共生という問題に社会学的視点からアプローチします。
テキスト
 好井裕明編『排除と差別の社会学』有斐閣、2009年
参考文献・課題図書
 授業で適宜指示します。授業では視聴覚教材も鑑賞します。
受講生への要望
 受講生の個別の関心は問いません。
評価方法
 出席、授業参加(受講生による報告を含む)、レポートによって評価します。
授業計画
1.イントロダクション
2.差別とはなにか
3.偏見とはなにか
4.スティグマとアイデンティティ
5.偏見と差別のメカニズム
6.年齢にもとづく差別(1)
7.年齢にもとづく差別(2)
8.人種にもとづく差別
9.セクシズム(1)
10.セクシズム(2)
11.容貌にもとづく差別
12.差別とコミュニケーション
13.差別を克服するために
14.共生とはなにか
15.まとめ:差別から共生へ
自由記述欄
 

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