コード WF61-01
授業科目 国際教育研究特論1
副題
副専攻 A3
特記事項
担当者 永田 佳之
単位 2
期・曜時 後期 月3
対象学年 学部4年生も可

学習目標
 現代社会の教育課題、特に持続可能な未来を創造していくにあたり、教育分野での可能性と制約について、国際的なデータや文献を駆使して吟味する。
授業概要
 この授業では、現代の教育課題を国際的な視野から検討する。講義のテキスタイル構成は、縦糸として「教育開発」を、横糸として「環境」や「持続可能性」などのグローバルな課題を設定し、受講者の関心の高いと思われるサブトピックも適宜、織り込んでいく。また、受講生の関心によっては部分的に講義形式を取り入れ、国際機関やNGOによる活動の実際を通して教育分野における国際協力の現代的課題について考察を深めていく。
テキスト
 井上有一ほか『環境教育学』法律文化社 / ジョン・フィエン『環境のための教育』東信堂
参考文献・課題図書
 永田佳之ほか編著『国際教育協力を志す人のために:平和・共生の構築へ』学文社 / 日本環境教育学会『環境教育』教育出版
受講生への要望
 国際機関やNGO/NPOに関心のある学生はもちろんのこと、環境教育や開発教育、国際理解教育等に興味のある学生も対象にする。積極的な参加かつコンスタンスな出席が望まれる。
評価方法
 文献・資料の講読のほか、複数回の発表を行うので、主体的な研究姿勢が望まれる。発表内容およびレポート等を総合して評価する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.国際教育協力のこれまでとこれから
3.教育分野の国際協力の諸領域(環境教育及びESD等)
4.環境教育の成果と課題(その1)
5.環境教育の成果と課題(その2)
6.RIO+20とTbilisi+35について
7.文献講読と討議1
8.文献講読と討議2
9.文献講読と討議3
10.文献講読と討議4
11.文献講読と討議5
12.事例の検討1
13.事例の検討2
14.事例の検討3
15.総括(まとめ)
自由記述欄
 

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