コード CG26-01
授業科目 対照言語学Ⅱ
副題
副専攻 C1
特記事項
担当者 鍛治 広真
単位 2
期・曜時 後期 火3
対象学年 3・4年

学習目標
 多言語を比較対照し考察することで、世界の言語の多様性を学ぶとともに、他言語との対照を通じて見えてくる日本語の特質を知る。
授業概要
 対照言語学では、複数の言語を比較対照し共通する特徴と相違点を探ろうとする。またそうすることにより、ある1つの言語だけを見ていては気づかない特徴を捉えることが可能になる。この講義では、いくつかのトピックを選び、日本語を他言語と対照しながらその性質を考察していく。
テキスト
 テキストは用いない。適宜資料を配布する。
参考文献・課題図書
 必要に応じて指示する。
受講生への要望
 いくつかの言語を対照のために取り上げるが、日英語以外の言語にかんする予備知識は前提としない。日本語および外国語の仕組みに関心を持っていることが望ましい。初回授業時に担当決めを行うので、必ず出席すること。発表者以外の受講者からの積極的な発言も歓迎する。
評価方法
 (1) 発表:40% (2) 出席および討論参加:30% (3) レポート:30%
授業計画
1.導入、発表担当者の決定(以下、テーマは仮のものであり受講者の興味・関心により変更することがある)
2.日本語(1): 音韻、音節構造、アクセント
3.日本語(2): 語の構造、文の構造、意味、語彙
4.音節とモーラ
5.複合語の構造
6.連体修飾構造
7.主語とトピック-「ハ」と「ガ」の違い
8.時間と空間
9.色彩語彙体系
10.受身と使役
11.移動表現(1)
12.移動表現(2)
13.所有表現
14.指示詞の体系
15.疑問詞の体系
自由記述欄
 

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