コード DB11-01
授業科目 日本史史料論
副題 (歴史資料から読み解く日本史)
副専攻 D1
特記事項
担当者 本郷 和人
単位 4
期・曜時 通年 水4
対象学年 2・3・4年

学習目標
 歴史資料を読み解きながら、その史料の背後にある過去の日本の社会や人々の動向を探っていく。史料の扱いに習熟する。
授業概要
 高校までの日本史と大学の日本史と、一番の違いは「なまの」歴史資料を扱うか否か、です。日本史という学問は、歴史資料を合理的に解釈し、それを積み重ねることによって実証的に構築していかねばなりません。この授業はとくに興味深い歴史資料を読み解きながら、歴史資料と歴史像とを包括的に理解しようとするものです。
 なお、扱う時代は、平安時代中期から戦国時代くらいまでを考えています。
テキスト
 毎回わたしがプリントを用意致します。
参考文献・課題図書
 授業中に紹介致します。
受講生への要望
 気軽に参加し、日本史のおもしろさに触れてみて下さい。
評価方法
 学年末に試験を行います。
 
授業計画
1.年間計画等の説明
2.貴族社会の官位と官職
3.官位・官職と文書の体系
4.毛利家の人々
5.毛利家と関ヶ原
6.肖像画を読み解く
7.武田信玄のラヴレター
8.足利尊氏と直義兄弟の葛藤
9.尊氏・直義兄弟と将軍権力
10.武士の生活
11.武士と信仰
12.武士の残虐性
13.平清盛と白拍子の話
14.御伽草子「あきみち」
15.世襲と下剋上
16.琉球を再考する
17.蝦夷を考える
18.法然と宗教改革
19.中世村落の景観
20.鎌倉文化と歴史の資料
21.室町文化と歴史の資料
22.法然と宗教改革
23.親鸞や日蓮の位相
24.禅とは何か
25.日本文学が考える文化と日本歴史学が考える文化
26.とても汚い字で書かれた文書
27.他人になりすまして書かれた文書
28.「学ぶ」ことが歴史をどう変えたか(1)
29.「学ぶ」ことが歴史をどう変えたか(2)
30.歴史学を学ぶ意義とは何か
自由記述欄
 

Copyrights 2013 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ