コード DG54-01
授業科目 西洋史演習Ⅱ・Ⅲ-4
副題 (アメリカ史)
副専攻
特記事項
担当者 大森 一輝
単位 4
期・曜時 通年 木3
対象学年 3・4年

学習目標
 アメリカの歴史を、上から(政治家や大企業経営者の視点)ではなく、下から(普通の人々の日々の暮らしの目線で)学ぶ。それを通してアメリカ史の基本的な流れと特徴を理解し、関連論文を読むことでアメリカ史研究の方法を身につける。
授業概要
 前期は、参考文献を読み進めると同時に、そこからトピックを(受講生の興味・関心に即して)いくつか選び、それについての論文を検索・入手・精読する。
 後期は、各自が選んだテーマ(4年生は卒業論文)について、研究発表をする。
テキスト
 参考文献から必要な部分をコピーして配布する。
 その他については、適宜指示する。
参考文献・課題図書
 野村達朗『アメリカ労働民衆の歴史―働く人びとの物語』(ミネルヴァ書房、2013年)
受講生への要望
 ゼミとは、相互的な学びの場です。一方的に受け取るだけでなく、自分も貢献をしようという意欲を持って参加してください。
評価方法
 平常点(出席、議論への参加)、授業中の発表、および学期末のレポートで評価する。
授業計画
1.イントロダクション(ゼミのやり方と目的)
2.工業化過程の中の労働民衆
3.黒人奴隷制と労働民衆
4.金ぴか時代の労働民衆
5.巨大企業の社会へ
6.多様な労働民衆
7.革新主義時代の労働民衆
8.繁栄と保守の中で
9.大不況の苦しみと闘い
10.第二次世界大戦とその直後
11.「ビッグ・レイバー」の時代
12.アメリカが揺れた激動の中での労働者
13.忍び寄る保守化と移民の流入
14.レーガン‐ブッシュ期の労働民衆
15.労働運動に起こった革新の動き
16.テーマの選び方
17.資料の集め方
18.調査の仕方
19.受講生による発表1
20.受講生による発表2
21.受講生による発表3
22.論文の批判的な読み方
23.受講生による発表4
24.受講生による発表5
25.受講生による発表6
26.自分なりの「問い」の立て方
27.受講生による発表7
28.受講生による発表8
29.受講生による発表9
30.1年のまとめ
自由記述欄
 

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