コード EE49-01
授業科目 ナショナリズムの社会学
副題
副専攻 A3・E1
特記事項
担当者 吉野 耕作
単位 2
期・曜時 後期 木2
対象学年 1(B)・2・3・4年

学習目標
 ナショナリズムとは何かを理解した上で、現代におけるナショナリズムの背景と方向性を考える思考力を養う。ナショナリズムに関する基本知識を得るだけでなく、現代の国際社会で展開している諸現象を理解する視点として活用させる。
授業概要
 グローバル化が進行する現代において、ナショナリズムの意味が再確認されると同時に、その表出形態には新たな展開が見られる。社会学、人類学、文化研究などの分野で展開してきたナショナリズムの社会理論を学習しながら、現代におけるナショナリズムの諸様相の理解を試みる。
テキスト
 文化ナショナリズムの社会学 ― 現代日本のアイデンティティの行方 吉野耕作(著)名古屋大学出版会
参考文献・課題図書
 ナショナリズム論の名著50 大澤真幸(編)平凡社
受講生への要望
 問題や現象を身の回りの生活の中に発見しながら、積極的に学習してほしい。
評価方法
 試験によって評価する。
授業計画
1.イントロダクション
2.基本的諸概念をめぐる入門的議論
3.エスニックな現象、ナショナルな現象のとらえ方
4.ネーションの想像と創造
5.ネーションと歴史
6.国旗、国歌などのナショナル・シンボルの社会学的理解
7.スポーツとナショナリズム
8.日本の若者とナショナリズム
9.ナショナリズムの種類
10.多民族社会とナショナリズム
11.日本人論という現象
12.異文化理解と文化ナショナリズム
13.消費社会のナショナリズム
14.まとめ
15.ディスカッション
自由記述欄
 

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