コード GF62-01
授業科目 異文化間コミュニケーション演習Ⅰ(2)
副題 (国際協力、貢献論~その多様な方法論~)
副専攻
特記事項
担当者 仲居 宏二
単位 2
期・曜時 後期 水4
対象学年 3年

学習目標
 ODA大国日本、同時に“顔の見えないニッポン”とも言われている。しかし厳然と存在する国際的な格差、それに対して先進国の果たす役割は大きい。
 国際協力、国際援助についての実情、その問題意識などを学び、現状の様々な問題や課題について検討していく。
 政府開発援助からNGO,NPOによるもの、さらに企業活動などの国際協力を理解し国際的な教養や意識、行動力などを涵養し、国際機関などでの活動を目指す学生にとって進路選択の一助にする。
授業概要
 援助大国となった日本、その歴史的経緯、また世界的な国際協力の仕組みなど基本的な知識を学んでいく。多様な方法論を知ることにより学術的、分析的な議論を整理していく。
 こうした考察を基に、どのような国際協力の方法がありうるのか、国際貢献とはどういうことなのかを事実検証をしながら議論を深めていくものとする。講義、ディスカッション、グループによるプレゼンなどの組み合わせで進める。
テキスト
 『ODA~日本は何ができるか~』渡辺利夫・三浦有史(中公新書)
参考文献・課題図書
 インターネット検索による資料収集、適宜配布
受講生への要望
 ピュアなボランティア意識のみならず開発とは何か、自分がかかわれるとしたらどういうことかなど、このジャンルにコミットしたいと言う意識の持ち主。インターネットなどで国際的な動向をリサーチして発表や提言に結びつけるマインドで臨んでほしい。
評価方法
 ミニレポートやリアクションペーパーなどを含めて、日常的に調査や提案、議論の方向付けなどの積極性を重視。
授業計画
1.国際協力、国際援助とは
2.歴史的な経緯、現状は
3.世界的な機関、組織、仕組みとは
4.調査:日本のODAの役割
5.その現状と課題
6.JICAなど政府機関の援助システム
7.NGO,NPOによるものは 1
8.NGO,NPOによるものは 2
9.企業ベースでの国際協力とは 1
10.企業ベースでの国際協力とは 2
11.分野別、日本がすべきこと、できること
12.ミレニアム開発目標とは(2000年国連サミット)
13.提言、どういうことができるか 1
14.提言、どういうことができるか 2
15.まとめ(援助哲学、貢献思想とは)
自由記述欄
 

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