コード JC40-01
授業科目 教育行政学2
副題 (現代日本の教育改革を捉えなおす)
副専攻 J1
特記事項
担当者 沖 清豪
単位 2
期・曜時 後期 木1
対象学年 1(B)・2・3・4年

学習目標
1.教育行政・制度・経営の基礎知識や基礎的な考え方を理解し、活用できるようになる。
2.2000年代の日本における教育改革の展開を把握し、教職採用試験にも活用できる正確な知識を身につける。
授業概要
 教育行政からみた現代日本の教育改革の動向を理解し、その課題を考えます。具体的には、教育行政を支える基本的考え方を理解し、さらに学校参加や選択、評価といった、進行中の学校改革をめぐる教育行政の改革内容やその課題について、欧米の状況も参照しつつ理解を深めます。多くの授業は講義形式で実施されます。
テキスト
 使用しません。毎回レジュメを配布します。
参考文献・課題図書
 文部科学省編『平成23年度文部科学白書』(2012年、佐伯印刷)など。授業内でも適宜紹介します。
受講生への要望
 配布資料や紹介する参考文献を活用して、できるだけ復習をして理解を深めるよう努めて下さい。分かりにくい点は教場だけでなくメールも活用して質問をして下さい。
評価方法
 平常点4割、期末の試験6割とします。詳細については第1回の授業で説明します。
授業計画
1.ガイダンス:学校行政とは何か把握しよう
2.教育法規:教育をめぐる基本の法律を理解しよう
3.中央教育行政:文部科学省は何をするのか理解しよう
4.教育委員会:今なぜ批判されているのか考えてみよう
5.教員人事行政1:教師が採用される仕組みを確認しよう
6.教員人事行政2:教師の資質に関する仕組みを捉え直そう
7.学校運営と法制:学校内の仕組みと法律を確認しよう
8.教育課程行政:学校で何を教えるべきか考えよう
9.教科書行政:なぜ検定制度が必要なのか考えよう
10.教育の条件整備:学校統廃合の意味を考えよう
11.学校参加:地域と学校との新しい関係を整理しよう
12.学校選択:公立小学校や中学校の選択について考えよう
13.学校評価:学校を評価することは可能か考えよう
14.教育行財政:教員の給与の出所を考えてみよう
15.まとめ:これまでの学習を振り返ろう
自由記述欄
 

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