コード JD48-01
授業科目 人間学習3
副題 (音・音楽と人間:みること・きくことを通した理解)
副専攻 J1
特記事項
担当者 今川 恭子
単位 2
期・曜時 後期 水2
対象学年 2・3・4年

学習目標
 質的方法としてのインタビューと観察を用いて、人間と音楽との関係にアプローチし、他者の経験内容を深く理解することを目指す。
授業概要
 受講生相互にインタビューをしあったり、グループ創作活動を観察しあったりして、その記録に基づく報告書作成を行う。それぞれが「きく―きかれる」「みる―みられる」立場を経験することによって、他者の音楽経験にどのようにしたら迫ることが出来るのか、倫理的な問題も含めて考えていく。フィールドに出てインタビューすることなども予定している。
テキスト
 適宜プリントを配布する。
参考文献・課題図書
 岡本依子・菅野幸恵・塚田-城みちる著『エピソードで学ぶ乳幼児の発達心理学ー関係の中で育つ子どもたち』新曜社、2004
 桜井厚『インタビューの社会学-ライフストーリーの聞き方』せりか書房、2002
受講生への要望
 インタビューや観察という経験を出発点とするので、相手の立場への想像力を充分にはたらかせ、温かい心とクールな分析力をもって取り組んでほしい。
評価方法
 出席、課題への取り組み、討論への積極的参加、レポート
授業計画
1.オリエンテーション
2.インタビューという方法について
3.「きく」ことの演習:インタビュー事始め
4.「きく」ことの演習:インタビューごっこ
5.インタビュー「子どものころに歌った歌」(1)
6.インタビュー「子どものころに歌った歌」(2)
7.フィールドに出てインタビューしよう(1)
8.フィールドに出てインタビューしよう(2)
9.観察という方法
10.「みる」ことの演習:観察演習(1)
11.「みる」ことの演習:観察演習(2)
12.ミクロな観察記録と分析の演習(1)
13.ミクロな観察記録と分析の演習(2)
14.ミクロな観察記録と分析の演習(3)
15.まとめのディスカッション
自由記述欄
 

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