コード LG14-01
授業科目 臨床心理学特講2
副題 (適応と援助)
副専攻 A3・L1
特記事項
担当者 佐々木 正宏
単位 2
期・曜時 後期 木5
対象学年 2・3・4年

学習目標
 別離体験をはじめとする重大な出来事の体験を取り上げ、心理学的な適応と不適応を理解していくことを主な目標としており、さらに援助についても考えていく。
授業概要
 適応と関わる重大な出来事としては。別離体験(子どもの短期間の親との別離、おとなの配偶者との死別)、被虐待体験を含む外傷的出来事の体験(対人関係の問題、解離性同一性障害、外傷後ストレス障害)などを取り上げる予定である。なお、授業内容等は、多少変更することがある。
テキスト
 適応と援助の心理学ー適応編 培風館
参考文献・課題図書
 
受講生への要望
 取り上げる体験はすべて不快、不安と結びつく体験である。授業ではビデオ等を見てもらうことがあるが、その中で不快、不安を覚える可能性がある。また、長文の事例資料を読んでもらうこともあるが、これは退屈で忍耐を要する場合が多い。このことを理解した上で、受講するかしないかの判断をしてほしい。
評価方法
 出席、小レポート、試験により、成績評価を行う。
授業計画
1.オリエンテーション
2.対象喪失と悲哀の仕事
3.子どもの短期別離の過程
4.おとなの悲哀の過程
5.悲哀の課題
6.遺された人の死、病気
7.病的悲嘆1
8.病的悲嘆2
9.被虐待体験
10.虐待がもたらす対人関係面での結果
11.虐待がもたらす心理的障害
12.外傷的出来事の体験
13.回避、麻痺
14.侵入的再体験
15.試験
自由記述欄
 

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