コード MA35-01
授業科目 英文学史概説2 A
副題 (An Outline of English Literature)
副専攻 M2
特記事項
担当者 中川 僚子
単位 2
期・曜時 後期 木3
対象学年 1(A)・2年

学習目標
 イギリス文学の流れをそれぞれの作品が生まれた時代のコンテクストを考慮しながら通史的にたどります。 前期と同様、「イギリス文学とは何か」を考えると同時に現代の日本に生きる私たちにとっても身近な「人間とモノ」の関わり、「人間と自然」の関わり、「ことば」をめぐる諸問題を手掛かりとして、「文学とは何か」「なぜ文学は必要か」といった問いに対する答を模索したいと思います。 
授業概要
 後期の授業はイギリスが大英帝国へと大きな発展を遂げたヴィクトリア朝の文学、20世紀の文学、そして現在の英語文学について学びます。特に20世紀は、小説形式の可能性が問われ続けた世紀として重要ですので、その実験性の具体例のいくつかを詳しく見ていきます。学期後半には、グループに分かれて作家・作品研究を行ない、最後にプレゼンテーションをします。
テキスト
 G. C. Thornley and Gwyneth Roberts, An Outline of English Literature, Longman, 1984.
参考文献・課題図書
 適宜、紹介します。
受講生への要望
・教科書は必ず指定範囲を予習してくること。
・提出物は期限を厳守のこと。
・欠席はしないこと。
評価方法
 出席、授業への積極的参加、提出物(リアクション・ペーパー、Presentation原稿等)、期末試験により総合的に評価します。
授業計画
1.Introduction: From romance to realism
2.Jane Austen
3.Mary Shelley
4.The Brontës
5.Charles Dickens and George Eliot
6.Modernists (1): Hardy, James, Conrad
7.Modernists (2): Woolf, Lawrence
8.Modernists (3): Joyce, Eliot
9.British novels after World War Ⅱ
10.British novels in the 21st century
11.Presentations (1)
12.Presentations (2)
13.Presentations (3)
14.Reflection on Term 2
15.Final exam
自由記述欄
 

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