≫ 副専攻
≫ 特別プログラム
≫ 副専攻 とは、2年次から所属する学科・専攻を主(major)として学びながら、もう1つの専攻を副(minor)として履修できるシステムです。 学科・専攻の壁を超えて、研究テーマをさらに深く学び、多面的な能力を養います。
≫ 特別プログラム には「グローバルリーダーシップ・プログラム」を設定しています。 本プログラムは定員制で、グローバル社会におけるリーダーシップ力を開発します。
副専攻とは?
価値観が多様化する現代、物事を多面的かつ複眼的に見通す能力を養うために、本学では主専攻(2年次以降に所属する学科・専攻)に加えて“もう1つの専攻”を系統的に学修するシステム、副専攻制度を用意しています。
本学では、2年次からの専攻課程の学習に加えて、物事を相対化する力や視野の広がりを獲得するために、他学科・専攻が開設している科目などを関連科目として自由に選択して学ぶカリキュラムを設定しています。副専攻制度は、この関連科目を系統的に学習することで、さらに多面的な能力を身につけることを目的としています。
副専攻は卒業要件ではなく、あくまでも希望者に開かれている制度です。履修する、しないは、個々人の自由。どのコースを選択するのかも自由で、学生個々人の興味や関心、問題意識などに任されます。自分にとって何が必要か、何がふさわしいのかを考えて選択することができるのです。
また、関連科目に必要な単位数の中で履修できるように設定されているので、無理なく選択履修することができます。
副専攻には次の3つのタイプを設定しています。
学科・専攻が提供する副専攻
自分が所属する学科以外の専攻を各学科・専攻が、その学科・専攻に属していない学生に提供するカリキュラム。「学科・専攻が提供する副専攻コース」要項に沿って学ぶことにより系統的にその専門を学ぶタイプ
総合リベラル・アーツ副専攻
各学科の授業を学科横断的に、ある一つの学問カテゴリーに沿って系統的に学ぶ学科横断的に開設される副専攻タイプ
グローバル共生研究所が開設する副専攻
(2018(平成30)年度入学者が2年進級時より)
学科・専攻が提供する副専攻 各学科・専攻が、その学科・専攻に属していない学生に提供するカリキュラムです。 20単位を基本として各学科・専攻が用意したカリキュラムに沿って科目を系統的に学習します。 ※小学校、幼稚園の教員免許取得を目指す学生には、「初等教員特別プログラム」を用意しています。 |
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英語英文学副専攻
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日本語日本文学副専攻
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哲学副専攻
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史学副専攻
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人間関係副専攻
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国際交流副専攻
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心理学副専攻
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教育学副専攻
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総合リベラル・アーツ副専攻 右に掲げた4つのカテゴリーのなかで、学生自身が課題を設定し、さまざまな学科・専攻が開設する授業から、課題に答えるためのヒントを見つけていきます。 |
Category A 世界のなかで地域を見つめる 地球上の特定の地域を研究対象とし、その地域の歴史・社会・文化等を多面的に研究する方法を学びます。 |
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Category B 多様な文化を比較する Aとは対照的に、複数の地域を研究対象とし、相互の言語・文学・文化を比較する方法を学びます。 |
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Category C 持続可能な社会を構築する 現在地球規模でおきているさまざまな問題に向き合うため、「共生」や「サスティナビリティ」などをキーワードとして、多様な角度から教養を深めます。 |
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Category D 生涯を通じたキャリアを形作る 女性としての生き方を、キャリア形成、子育て、生涯学習などの多様な側面から考えていきます。 |
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グローバル共生副専攻 |
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グローバル共生研究所が開設する副専攻 (2018年4月入学者が2年次進級時より開講) |
履修プラン
担当教員のアドバイスを受けながら、履修プランを立てます。副専攻を選択するにあたって、どの科目をどのような順序で履修するのがよいか、適切な履修計画を設計する必要があります。
履修希望者は副専攻のガイダンスを受け、副専攻コースの希望調査票を提出します。副専攻によっては人数制限を設けていますので、定員を超過した場合は選考が行われることもあります。いずれにしても、主専攻の授業科目と副専攻の授業科目とのバランスに配慮しながら履修登録を行わなくてはなりません。
各副専攻コースには、そうした問題解決のための担当教員がいますので、適切なアドバイスを受けながら、授業の選択を行うことができます。
なお、各コースが定める修了条件を満たし、4年次に必要な手続きをとった場合は、卒業時には、主専攻の学位記(卒業証書)とともに各副専攻の修了証が授与されます。
開講授業の履修方法の詳細/授業科目・内容
副専攻の履修要覧はこちら
履修要覧の訂正・変更については、学内掲示を確認してください。
授業科目一覧→シラバス検索システムサイトへ(詳しい授業内容を見ることができます。)
特別プログラム − グローバルリーダーシップ・プログラム
Program in Global Leadership Development
”Leadership development gives you the confidence and values Inherent in the Sacred Heart Spirit”
グローバルリーダーシップ・プログラムは、グローバル化の時代に世界が直面する、難民問題や気候変動をはじめとした地球規模の課題に対応できるリーダーシップの資質や能力、スキルの習得を目指すものです。将来、 教育機関、政府機関、NGO、各種法人など、さまざまな組織の中で、リーダーシップを発揮することが期待されます。本プログラムは、総合現代教養科目、複数の学科の授業科目、インターンシップ、プロジェクト型授業などにより、学際的に展開されます。学術的かつ実践的な学びにより、リーダーシップに関連する知識、スキル、実践能力をホリスティックに高め、社会貢献できるグローバルでアクティブなリーダーシップを身につけます。
The proposed Program in Global Leadership Development is designed as an interdisciplinary program responding to the global issues such as refugee problems and climate change, drawing on courses from various departments in the University of the Sacred Heart. The purpose is to build students' knowledge, skills and practices relater to leadership, enabling them to embark on paths of personal leadership development, and to become future leaders in a wide variety of organizational contexts, including education, government and non-governmental organizations, corporations and entrepreneurial pursuits.
≫ 本プログラムをご紹介する冊子(英語/日本語版pdf)はこちらか画像をクリックしてご覧ください
グローバルリーダーシップ・プログラムの特徴
1. | 本プログラムは、全学科対象の2年間の特別プログラムです。 |
2. | 履修年次は、2、3年次あるいは2、4年次(3年次で留学の場合)とします。 |
3. | プログラムは基本的に英語で実施されます。 |
4. | 本プログラムを修了した場合、ディプロマ(修了証)が授与されます。 |
5. | 本プログラムは副専攻と同時履修可能です。 |
6. | 本プログラムには、履修定員があります(20名予定)。2年次の前期中に行われる選抜試験により、その後のプログラム(インターンシップなど)の履修者が確定します。なお、本プログラムの履修開始学年は2年次のみです。 |
【 プログラム修了までの基本的な流れ 】
学年 | 時期 | 内容 |
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1年次 | 11月 | ガイダンス (ジェネラルレクチャーにて) |
2年次 | 4月 | 履修ガイダンス 2年次生開講科目 履修手続 |
7月 | 選抜試験 履修者確定 | |
8月〜9月 | ワークショップ | |
3年次 | 4月 | 履修ガイダンス 3年次生開講科目 履修手続 |
4月〜9月 | インターンシップ | |
4年次 | 3月 | 修了証授与 (卒業式にて) |
グローバルリーダーシップ・プログラムの授業
修了要件:指定科目から12科目22単位を修得
≫ 詳しくは履修要覧でご確認ください
※2018年度指定科目(例)
履修年次 | 科目名 | 開講学科 |
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2年次 前期 | Introduction to Leadership | 英語英文学科 |
2年次 前期 | メディア・コミュニケーション入門1 | 英語英文学科 |
2年次 前期または後期 | [次の科目から1科目以上] グローバル共生基礎T〜U グローバル共生研究T〜[ | 総合現代教養 |
2年次 前期 | リーダーシップとチームづくりワークショップ | 総合現代教養 |
2年次 前期 | サーバントリーダー体験型セミナー | 総合現代教養 |
2年次 後期 | 英語コミュニケーションT(2) | 国際交流学科 |
2年次 後期 | グローバルリーダーシップ演習 | 総合現代教養 |
3年次 後期 | メディア・コミュニケーション特講4−2 | 英語英文学科 |
3年次 通年 | メディア・コミュニケーション特講1 | 英語英文学科 |
3年次 前期 | インターンシップ | 総合現代教養 |
3年次 後期 | リーダーシップ1 | 総合現代教養 |
3年次 後期 | リーダーシップ2 | 総合現代教養 |
3年次 後期 | リーダーシップ評価 | 総合現代教養 |
※上記は本プログラムを修了するために受講しなくてはならない科目の例です。
履修順番や定員制の科目もあります。
※3年次の開講科目については、3年次で留学する場合に限り、4年次での履修も認められます。
※本プログラム履修開始前に履修した、指定された総合現代教養科目の修得単位は、本プログラムの単位に算入できます。
≫ 詳しくは履修要覧でご確認ください
ワークショップ、体験型セミナー
Workshop & Experience-based Seminar
2年次生の夏休みに、自分自身を深く理解して、自分らしいリーダーシップの開発と効果的な人間関係、チームワークを築き上げる Luminalearning(R) ワークショップ(8月予定)と、アジア、アフリカ、太平洋地域の農村共同体に生き、働いている指導者たちと共にサーバントリーダーシップを学ぶアジア学院でのセミナー(9月予定)を経験します。
また、授業外となりますが、夏休みを利用したサスティナビリティ・リーダーシップを学ぶ海外スタディーツアー(参加希望者による)も予定されています。
インターンシップ Internship
インターンシップの目的は、組織内のリーダーやマネージャーを観察・シャドウすることを通して、組織内でのリーダーシップの役割を学ぶ機会として位置づけられています。インターンシップの期間は、インターンを主催する組織のニーズや条件によって異なりますが、週1回・3ヶ月間以上が予定されており、2年次生の終わり(2月)から3年次生の9月までに行います。
インターンシップ先(予定)
1) Luminalearning ルミナラーニング
2) Asian Rural Institute(ARI), Japan アジア学院
3) Refugee International Japan(RLJ) 国際難民支援会
4) Canadian Chamber of Commerce Japan(CCCJ)
5) United Nations International Children'S Emergency Fund(UNICEF)
プロジェクト型授業 Project-based Learning
リーダーシップ1: プランニング
リーダーシップ2: プランの実行
リーダーシップ評価: 聖心グローバルプラザでのポスター発表やプレゼンテーションを通して、リーダーシッププランと実行の結果を報告します。最終プレゼンテーションとして「グローバルリーダーシップ・フェスティバル(仮)」を聖心グローバルプラザで開催予定です
グローバルリーダーシップ・プログラム 履修上の注意
1. | 2年次終了時点で2年次の指定科目に未履修の単位があった場合は、本プログラムの履修を原則継続することはできません。 | 2. | 2年次の「リーダーシップとチームづくりワークショップ」では約14,000円の、「サーバントリーダー体験型セミナー」では約32,000円の実費が必要となります |
- 基礎課程(1年次)
- 基礎課程科目
- 1年次対象専攻科目
- アカデミック・アドバイザー
- 1年次センター
- 学科・専攻案内(2〜4年次)
- 英語英文学科
- 日本語日本文学科
- 哲学科
- 史学科
- 人間関係学科
- 国際交流学科
- 心理学科
- 教育学科教育学専攻
- 教育学科初等教育学専攻
- 副専攻/特別プログラム
- 資格・免許取得
- 各種制度
- 奨学制度
- 留学・海外語学研修制度
- 履修について
- 履修要覧
- 授業計画(2014年度以降) シラバス検索システムサイトへ
- 授業計画(2013年度以前)
- 特色ある教育のご紹介
- 基礎課程演習
- 環境/発展途上国支援教育
- 東日本大震災復興支援/授業・講演会等の取り組み
- 専任教員一覧