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社会文化学専攻(博士前期課程)全領域で「早期修了学生制度」の利用が可能に
大学院博士前期課程社会文化学専攻比較文化研究領域では、2026年度学部4年生から「早期修了学生制度」を導入します。これにより、社会文化学専攻(博士前期課程)全領域で「早期修了学生制度」の利用が可能になりました。
早期修了学生制度とは、学部4年生が学部での学びと同時に博士前期課程の授業および研究指導を受けることで大学院の単位取得を開始し、学部卒業後1年間で修士論文の執筆を行い、すべての学修を終える仕組みです。
通常、大学院の博士前期課程や修士課程は、学部卒業後に進学し2年間在籍して修了するのが標準コースであり、修士号(学位)取得までかかる年数は6年間(学部4年間+大学院2年間)です。これに対し、本制度を利用した場合は学部4年生と大学院1年生を同時に進めることとなり、5年間で博士前期課程までを修了することが可能になります。
この制度を利用するためには(1)成績が優秀であること、(2)3年生の2月に選抜試験を受けて合格すること、が必要です。海外留学や、より専門的な学びを通じてキャリア構築を目指す学生に有用な制度となります。