1. HOME
  2. 社会連携
  3. マグダレナ・ソフィアセンター

マグダレナ・ソフィアセンター

創立者マグダレナ・ソフィア・バラの名前を冠した当センター(1号館2階)は、ボランティアルームとカトリックルームを拠点として、「聖心スピリット」を積極的に実践していこうとする学生のみなさんのサポートをしています。

ボランティアルーム<ボランティア活動の支援>

ボランティアルームでは、学生のみなさんが共生の精神のもと、自らの社会的使命について考え、その使命を果たすことで自分らしく社会に貢献できるよう、さまざまな取り組みを行っています。

1.ボランティアを始めたい方には…

シミズボランティアアカデミー車いす体験

その時々の必要に応じて、ボランティア入門のための講座を開設しています。また、センター前の掲示板やtwitterではボランティア情報をお届けしています。ボランティアを始めたい方、お気軽にボランティアルームをお訪ねください。

2.さらに一歩進んで…

自分たちで活動の企画を立ててみたい学生のみなさんには、そのポイントやノウハウを学ぶことのできる講座もあります。さらに、意欲あふれる企画に対して奨励金を支給する「はばたけ聖心プロジェクト」という奨励金制度も準備されています。

3.災害への対応は?

オーガニックコットンプロジェクト活動風景

災害発生時には迅速かつ柔軟な緊急援助活動を、そして、復興支援活動は地道に息長く。福島県を中心に活動をしている現在は、南相馬市でのボランティア活動や各種スタディツアーのほか、学生発信によってスタートしたオーガニックコットンプロジェクトも進行中です。

4.そのほかに

  • 地域社会(渋谷区、広尾商店街)との連携、地域住民との交流
  • 難民問題(6月20日・世界難民の日)、食料問題(10月16日・世界食料デー)に関する情報発信
  • 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けてのサポート構築
  • ASEACCU国際学生会議派遣学生のサポート

・・・など。

ボランティアルームでは、学生のみなさんが自ら進んで活動できるようになるためのお手伝いをしています。今、何が必要とされているのか、そのために何をなすべきか、という問いかけに、マグダレナ・ソフィアセンターはみなさんと共に応えていきたいと願っています。

カトリックルーム<宗教的支援>

誰もが社会の急速な流れの中に身を置く現代において、神様と向き合う静かな時は、自分を見失うことなく愛によって生きていくための貴重な糧となるはずです。そのような時と場所、そして出会いを、カトリックルームで見出してください。

1.聖書を読んでみたい方には…

聖書の勉強会をご紹介しています。洗礼を希望する方のご相談にも応じています。

2.シスター、教職員や友人と語らいのひとときをもちたい方には…

「シスターと語ろう会」をお昼休みにおこなっています。

3.静かなひとときを過ごしたいときに…

<心の深呼吸450>
毎週木曜日16:50〜17:05、聖堂で行っています。聖書の一節と静かな音楽を聴きながら、15分間沈黙で過ごします。

4.課外活動団体との連携は…

「クリスマス・パジェント」

学内でおこなわれるキリスト教の行事、例えば、学生ミサ、そして、多くの課外活動団体による救い主イエス・キリストの誕生を祝う降誕劇「クリスマス・パジェント」などの支援をおこなっています。

マグダレナ・ソフィア センターと協働している学生課外活動団体

5.学生ミサ

「成人式ミサ」祝福を受ける新成人

毎週木曜日のお昼休み(12:20~13:00)に、聖堂で学生ミサをおこなっています。在学生はどなたでも参加できますので、お気軽にご参加ください。

学生ミサの年間予定表(37KB)

カトリックルームからのメッセージ

シスター佐々木 良子(聖心会)
カトリックルームの職員もシスターたちも、皆さんにお会いしたいと思っています。そしてご一緒に語らい、笑い、祈り、学び、くつろぎながら、日常の中で働かれる神様について気づきを広げていければと思っています。皆さんのお越しをお待ちしています。

マグダレナ・ソフィア センター長からのメッセージ

マグダレナ・ソフィアセンター長 石井 洋子
わたしが大学院生のころ、東アフリカにあるケニアのギクユ人村を訪れた時のことです。お世話になる予定のお婆さんに日本から持ってきたプレゼントを渡したところ、突然に唾を吐きかけられました。わたしは、何か失礼があったのではないかと、たちまち狼狽しましたが、すぐに、これは相手の幸運を祈る行為だということに気付きました。日本では相手をひどく侮辱する意味を持つ行為であっても、ギクユ人社会では祝福の行為なのです。

それから、私は20年以上もアフリカへ通い続けていますが、「文化人類学、アフリカ民族誌学、質的調査法」という学問を教えるなかで、異文化や他者から学ぶことのワクワク感、楽しさ、大切さを学生に伝えています。私たちは往々にして、アフリカを「とても可哀想」な「援助が必要」な地域だと思い込んでいますが、それによって、相手から学ぼうとする心を失ってしまっているのです。さまざまな災害に見舞われ、悪政に苦しむことはあっても、そこに生きる人びとは必ず、その困難を乗り越えるさまざまな社会的工夫を持っています。そうでなければ、何百年も前に社会は滅びてしまっていますよね。そうした他者の実践から、日本人は見習えることが沢山あります。マグダレナ・ソフィアセンターは、まさにそうした他者との出会いの宝庫です。私は学生の皆さんが、本センターを「ボランティアや宗教に興味のある『特殊』な人たちが集まる場」ではなく、「自分を高める学びの場」として日常的に利用してほしいと願っています。

ところで、「マグダレナ・ソフィア」という名称をご存じの方は多くないと思います。これは、本学の設立母体である聖心会を創立した、聖マグダレナ・ソフィア・バラのお名前をいただいたものです。そのため、本センターは、本学の理念を体現し、それを学生一人ひとりにとってより身近にする場所だと考えられます。活動の中心は、学内のボランティア活動と宗教的活動の支援になりますが、その根本にあるのは、本学の理念である「一人ひとりの人間をかけがえのない存在として愛するキリストの聖心(みこころ)に学び、自ら求めた学業を修め、その成果をもって社会との関わりを深める」こと、つまり「聖心スピリット」を体現することのお手伝いにあります。

それは、どういう意味なのでしょうか。私は、本センターでの活動の一つである、陸前高田支援ボランティアに私自身が参加したときのことを思い出しました。学生たちが中心となり、津波で遊び場を失った子供たちへ遊びを提供するという支援です。ボランティアに向かった学生たちは、被災地を訪れるという不安を抱えつつも、教室で学び、大学で入念に準備した「遊び」を携えて、子供たちと愛情を持って触れ合っていました。そして、瓦礫の山が徐々に減り、更地に草花が生える過程を見ながらも、そこに暮らす人びとが地域社会を再建するために苦悩し、努力している様子を身近に感じていました。学生たちがこのボランティア活動を通して、遊びの理論と実践をつなぎ、さらに現地の人たちから大きなエネルギーを得て、社会の創造を具体的に知ることができたのは、とてもすばらしい大きな学びだったと思います。誰かに何かをしてあげることで自己満足するというのではなく、そうした行為を通じて互いに学び合うという関係を築いて欲しいと思います。

学生の皆さん、マグダレナ・ソフィアセンターはさまざまな資料や情報がつまっている、出会いの宝庫です。そこでのふれ合いを通して、是非とも豊かな経験をして頂きたいと思います。

石井先生をご紹介する教員インタビュー