日本語日本文学科Department of Japanese Language and Literature
日本の言語と文学、そして文化を深く理解し、世界に向けて発信する力を育みます。
グローバル化する世界では、異なる文化の人々を理解する力はもちろん、自らの文化を正しく伝えるための知識や発信力を持つことが求められています。日本語日本文学科では、日本語学、日本文学、日本語教育学の3分野の学びから、自らの言語や文化について本質的な理解を深め、世界の人々に発信する力を養います。必修の科目が少なく、学びの目的に合わせてフレキシブルに履修プランを組み立てることが可能です。
学科の特徴
1的確なコミュニケーション力
発表と討論の力を身につける「演習」、日本語の表現力を高める「文章表現法」、プロフェッショナルの指導を受けて作品を創作する「文芸創作入門」などの授業を、密度の高い少人数制で実施しています。周囲の人々と協働しつつ、自分の考えを的確な言葉で発信していくコミュニケーション力を養います。
2日本語教員課程を開設
日本語を教える教員を養成するためのプログラム、「日本語教員課程」を開設しています。この課程に学ぶ学生は、外国人学習者が日本語をどのように学べば良いか研究し、その上で外国人学習者に実際に日本語を教える教育実習を経験します。グローバル化時代にふさわしい、世界に向けた発信力を身につけます。
3多彩な授業科目を自由に学ぶ
「日本文学」の分野には、児童文学、浄瑠璃、歌舞伎、アニメーションなども含まれます。多様な文学に触れることで、既成の枠組みにとらわれない柔軟な思考力を養います。本学科には“必修”の授業科目が少なく、学生は各自の関心に合わせて履修プランを組み立てることができます。
学びの分野
日本語学
日本語という言語がもつ特徴、現在の姿になるまでの歴史を、音声、文字、文法、語彙などさまざまな角度から研究し、日本語の本質に迫っていく。
- 学びのキーワード
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日本文学
古典から現代までの文学作品(児童文学、演劇、映画、アニメなどを含む)を、各時代の社会や文化と関連づけて読み解く。作者、読者、メディアなどについても研究する。
- 学びのキーワード
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日本語教育学
日本語を母語としない外国人学習者に日本語を教えるための教授法や教材を、日本語・日本文化の特徴や、学習者の文化的背景を踏まえて研究する。
- 学びのキーワード
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学びの流れ
卒業後の進路
本学科の卒業生には、日本語教員として海外で活躍している方がいます。企業等へ就職する割合も高く、業種は金融、マスコミ、IT関連、出版、教育、法律事務所などさまざまです。学科での学びを生かし中学校・高等学校の国語科教員になる卒業生もいます。
- 【その他】
- 保険業/不動産取引・賃貸・管理業/繊維工業/化学工業・石油・石炭製品製造業/鉄鋼業・非鉄金属・金属製品製造業/その他の製造業/運輸業・郵便業/生活関連サービス業・娯楽業/地方公務
取得できる免許・資格
- 中学校教諭一種免許状(国語)
- 高等学校教諭一種免許状(国語)
- 日本語教員
- 博物館学芸員
- 司書教諭
活動紹介
教員紹介
青島 麻子 准教授
古典文学(平安文学)
岩田 一成 教授
日本語教授法、日本語教育実習
大塚 美保 教授
近代文学(明治・大正文学)
川津 誠 教授
近代文学(昭和文学)
小柳 智一 教授
日本語の文法(文法の歴史)
清水 由貴子 准教授
現代の日本語、日本語の文法(現代語文法)
深沢 了子 教授
古典文学(江戸文学)