本学には8つの学科がありますが、さらに、個々の教員は独自の研究テーマを持ち、教育活動とも連携させながら新たな知識や成果を社会に発信しています。
教員たちの研究活動の一端を紹介します。
トピックス

岡橋純子准教授(国際交流学科)執筆協力「飛鳥・藤原の宮都を世界遺産に」が出版

青島麻子専任講師(日本語日本文学科)の編著「学びを深めるヒントシリーズ源氏物語」が出版

安達まみ教授(英語文化コミュニケーション)執筆協力「翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK」が出版

川上清文教授編著、岸本健准教授、中山博子氏、久保田桂子氏ら著「対人関係の発達心理学」が出版

大塚美保教授の随筆「聖心女子学院高等専門学校―修道女というオルタナティヴ」が『女性学とジェンダー 女性教養誌『むらさき』を鏡として』(笠間書院)に掲載

冨原眞弓教授翻訳、佐藤紀子氏解説によるシモーヌ・ヴェイユ著『工場日記』(みすず書房)が刊行
教員の研究
- 英語文化コミュニケーション学科
- 日本語日本文学科
- 哲学科
- 史学科
- 人間関係学科
- 国際交流学科
- 心理学科
- 教育学科
- グローバル共生研究所
- キリスト教文化研究所
- 関心領域
- 初期近代英国の演劇において宗教との関係で女性表象がどのように記憶され忘却されたかが主な関心です。また、多文化社会における共生の一助となるよう、英語文学の日本語翻訳の出版を実践しています。英語圏の児童文学の古典から現代の《問題作》まで扱いながら、子どもとおとなの文学の境界領域を検討します。
- 最近の研究テーマ
- 文化的記憶における女性像、現代ニュージーランド小説の翻訳・出版、子どもとおとなの文学の境界領域、新聞連載漫画にみる1960年代英国文化

- 関心領域
- 第二言語習得研究の幅広いテーマを扱っています。特に個人差、学習者要因、語用論的発達、L2 ライティング、タスク、フィードバックの効用に関心を持っています。
- 最近の研究テーマ
- L2ライティングにおける気づきとインテイク、熟達度との関係、学習者の動機付けのフィードバックの影響を調査しております。
- 関心領域
- Though I am not currently doing research in either of the fields, my interests are in teaching Media Literacy in English to combine my expertise in teaching English to speakers of other languages using media. A part of my Media Studies program consists of Gender issues and media, as well as some current issues in journalism, advertisement and new media.
- 最近の研究テーマ
- Media Literacy, Gender and media, Journalism/Advertisement and new media
- 関心領域
- 英語音声(特にリズムやイントネーション等の超分節的要素)の習得や指導法の研究が専門です。英語母語話者と非母語話者、そして母語の異なる英語話者間のコミュニケーションにおける発音の明瞭度というテーマにも取り組んでいます。
- 最近の研究テーマ
- 日本語を母語とする英語教員のための音声指導法、明瞭度に貢献する音声項目の選別など
- 関心領域
- 小説における女性の感情表現の研究。また生命表象の視点から、自然と人間の関係の変遷をたどる試みもしています。主たる研究対象は、ジェイン・オースティンなど19世紀女性作家、モダニストのD. H. ロレンス、V. ウルフ、現代のカズオ・イシグロ。衣食住の英国生活文化、日英文化交流にも関心を寄せています。
- 最近の研究テーマ
- 『フランケンシュタイン』の明治期の受容、イギリス女性作家と感情表現、カズオ・イシグロ、生命表象
- 関心領域
- 老年医学をコミュニケーションの観点から分析します。認知症やアルツハイマー病を患う高齢者とその家族や介護者の対話や、患者と医師の対話における問題点を解析し、介護を取り巻く日常場面や医療現場におけるより良いコミュニケーション方法とより良い高齢化社会に導く方法を考えています。
- 最近の研究テーマ
- 介護施設における入居者と介護スタッフの対話、認知症・アルツハイマー病を患う高齢者の対話内に現れるアイデンティティ、会話から見るPerson-centered care
- 関心領域
- 現代英語の統語論・意味論・形態論・語法研究に関心があります。人間は、ふだん意識していませんが脳の中に自分の母語の体系的な知識を持っており、その内容を解明することを目標とした言語研究に興味があります。英語辞書や文法書の編纂にも携わっています。
- 最近の研究テーマ
- 新しい英語品詞体系の構築。英語の副詞の分布を形容詞の現れ方と並行的に捉えた理論的な考察。
- 関心領域
- 文学を電子メディアを使って研究したり創作したりすること。その手段としてのプログラミング。
- 最近の研究テーマ
- 20世紀前半のアイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスが膨大かつ種々雑多な文字情報を奇想天外な形で組み合わせて作った実験的作品Finnegans Wakeの創作過程を解明するためのツールとして、電子アーカイヴを構築しています。
- 関心領域
- My research interests focus on women and leadership, particularly entrepreneurship in the agriculture sector and business in the context of low income countries.
- 最近の研究テーマ
- Challenges facing women farmers in Nepal, Impact of climate change on women farmers, Effectiveness of women’s farming cooperatives

- 関心領域
- 詩・映画・物語などの言葉が生み出される背景、言葉の持つ影響力に関心があります。授業では作品の言葉に耳を傾け、作家や作品の登場人物の生き方を知り、今まで知らなかった世界とつながることをテーマにしています。移民作家が家族の記憶を継承する創作過程にも注目しています。
- 最近の研究テーマ
- 詩と映画、詩人とは、原作の映像化、作家と家族の記憶、移民作家とアメリカ、語り継ぐ物語、人をつなぐ本
- 関心領域
- 平安時代の文学作品に描かれた「婚姻」の様相に興味があります。一般的にも平安文学は〝貴公子と姫君との豪華絢爛な恋物語〟とイメージされるように、当時の作品を理解する上で「婚姻」の問題は避けられません。特に歴史的実態と比較しつつ、文学作品ならではの独自性を見いだしたいと考えています。
- 最近の研究テーマ
- 婚姻から見る平安朝文学、『源氏物語』、一夫多妻制・婚姻儀式、史実と物語
- 関心領域
- 日本語教育(教材)で扱われる文法や語彙には日常生活で使わないものもあり、それらを整理・削減するような研究に興味があります。外国の方が増えていく中で、非母語話者とのコミュニケーションも研究対象です。国や自治体職員さんの依頼を受け、文章チェックや研修をを行っています。
- 最近の研究テーマ
- 日本語教育文法、日本語教育と語彙、教材分析、やさしい日本語、難解な公用文の分析
- 関心領域
- 森鴎外および明治・大正期を中心とする日本近代文学の研究。具体的には、①ナラトロジーを応用して文学テクストの新たな読みを切り開く、➁鴎外やその関係者をめぐる未だ知られざる事実の調査・解明、などに力を入れています。森鴎外記念会の常任理事を務め、文学館等で講演も行っています。
- 最近の研究テーマ
- 森鴎外、小金井喜美子、関澄桂子、滞独時代森鴎外あて書簡の翻刻・注釈、ナラトロジー
- 関心領域
- 昭和期の文学。戦争前後を中心に、北條民雄、原民喜といった、文学史の中でけして中心にいるわけではない作家達の文学表現が如何に時代と関わって成立していたか、如何に時代に圧迫されていたか、といったことについて考えていくことを基本的な課題としてきた。
- 最近の研究テーマ
- 小説や詩歌を読むということが、読者としてのどのような関わりによって成立しているか、また、文学を生み出すと言うことについて、読者の意味はどこにあるか、を考えている。
- 関心領域
- 現代と大きく異なる、古代の日本語の姿(特に文法の仕組み)に興味があります。また、それがどのような変化を経て現代の姿になったのか、なぜそのように変わったのか、ということにも関心があります。言語の変化を探求することは、人間の文化と社会を考えることにつながると考えています。
- 最近の研究テーマ
- 文法変化の仕組み、古代日本語の副助詞、江戸時代の学者の文法研究、古典解釈

- 関心領域
- 現代日本語の語法・文法を研究しています。語や表現には、特定の語や表現と一緒に使われる、特定の形や文脈で使われるといった「クセ」があります。日本語をよく観察し、個々の語や表現の「クセ」を解明したいと考えています。
- 最近の研究テーマ
- コーパスを活用した日本語研究、学習ツールと日本語教育、新しい語法・文法の研究、広告の日本語
- 関心領域
- ホッブズ、デカルト、スピノザ、ライプニッツなど、17世紀ヨーロッパの哲学者たちをおもな研究対象としてきました。「近代」という時代の誕生にとって決定的であった「科学革命」と「市民革命」の原動力となった哲学思想の中に、現代のさまざまな「危機」を考え直すヒントがないかを探っています。
- 最近の研究テーマ
- 民主主義と人権概念の基盤、承認への欲望、自由と決定論、弁神論と悪の問題、ハンナ・アーレントの政治哲学
- 関心領域
- 西欧13世紀における哲学的神学の成立を中心に研究を進めてきました。最近は、日本の近代におけるキリスト教思想の研究にも着手しています。また、生命倫理、特に生殖補助医療の現状と動向には深い関心を持っています。
- 最近の研究テーマ
- 日本の中世思想研究の端緒と岩下壮一の哲学・神学、トマス・アクィナスの神学方法論
- 関心領域
- 「美と芸術の思索」としての美学がいかに可能かを哲学的に根拠づける。それに当たって、現実的世界を価値論的に考察する。
- 最近の研究テーマ
- 哲学的美学、自然学の基礎付け、科学的認識の限界設定
- 関心領域
- 芸術作品の創作において、芸術家がどのような精神的・身体的な状況にあるのか、またそこで発揮される能力はいかなるものであるのかといった創造的活動に関わる問題や、芸術作品を鑑賞し、愛好することで生じる結びつき(人と人、人と「何ものか」)や共同体に関心があります。
- 最近の研究テーマ
- 芸術創作における自己把握、創造性と想像力、身体性、間主体(観)性、共同体、暴力と共生、抽象の精神と愛の精神
- 関心領域
- 1)人間には自分の身体と感受性を遠近法の消失点とみなす傾きがあり、善悪や美醜といった価値判断も、意識するか否かを問わず、その影響をうけています。フランス哲学や北欧文学のテクスト解釈・翻訳・出版を通じて、西洋思想・文化に与えた影響の深さと広がりを喚起したいと思っています。2)「群れず離れず」といわれる北欧人の共同体との適度な距離のとりかたを、トーヴェ・ヤンソンやカリン・ボイエなどの小説の翻訳・出版により紹介します。
- 最近の研究テーマ
- 1)遠近法の座としての身体と感受性の役割 2)共生と孤立を可能にする「北欧モデル」
- 関心領域
- 日本の思想、特に日本の宗教や日本人の信仰心を研究しています。時代的には、日本の伝統的な思想・宗教が、近代に輸入された思想と出会うことによって、どのように変わり、どこが変わらなかったのかといったことに関心があります。このため近代以前と以降を常に往復して考えています。
- 最近の研究テーマ
- 内村鑑三のキリスト教信仰と伝統思想との関係、日本の宗教民俗と近代化、関東大震災と同時代の思想家たち。
- 関心領域
- 日本の中世(鎌倉時代と室町時代、及びその前後の時期)を専門としています。特に室町時代の公武関係、天皇家と将軍家(足利家)の関係性や、そこから垣間見える「社会における権威とは何か?」という問題について研究を進めています。
- 最近の研究テーマ
- 戦国時代にも関心を広げており、転換期における権威の動揺、維持のための努力、崩壊の過程について考えています。
- 関心領域
- 中世末期(14~15世紀)のヨーロッパの人々が抱いた宗教観に関心があります。興味深いのは、過去のキリスト教信仰が、現在のキリスト教の姿に通じる部分と、かなり異なった部分の両方を含んでいることです。研究は、羊皮紙に書かれた当時の古文書を解読し、分析することから進められます。
- 最近の研究テーマ
- 「ミサの寄進」という信心行為について、南フランスのアヴィニョンでの事例に注目して研究しています。
- 関心領域
- 19世紀後半から20世紀初頭にかけてのハプスブルク帝国の政治・文化・社会と外交に関心があります。現在ではオーストリア、ハンガリー、チェコ、スロヴァキアなどの国々に分かれていますが、第一次世界大戦で崩壊するまで、この帝国では多様な民族・言語・宗教が共存しており、「世紀末文化」発展の舞台ともなりました。
- 最近の研究テーマ
- ①ハプスブルク帝国外相アンドラーシの外交政策とヨーロッパ協調②ハプスブルク帝国期ハンガリーのユダヤ人政策と同化ユダヤ人
- 関心領域
- 近世ヨーロッパの社会構造およびそれが現実にどのように機能しているかということに関心を持っている。またそうした社会構造が植民地にどのように再生され本国と一体的構造を作り出したか、その構造が本国、植民地の双方をどのように変化させたかについても関心がある。
- 最近の研究テーマ
- 17世紀イングランドの議会人を代表する1人であるSir Benjamin Rudyerdとその周辺について調べ、当時のイングランド社会を再構成すること。

- 関心領域
- 17~19世紀中国のジェンダー史、特に庶民階層の女性の生活規範に興味があります。教訓書には、上流層の女性の生き方が描かれていますが、貧しい女性には屋敷にこもって裁縫に明け暮れるような生活はできません。裁判史料から、庶民層の女性の生活実態や、彼女たちに求められた規範について検討しています。
- 最近の研究テーマ
- 中国の家と女性、下女の結婚、纏足と靴の文化、庶民に対する告示文

- 関心領域
- 江戸時代後期から幕末維新期にかけて、地方の経済が発展し、地域社会が活性化できたのはなぜなのか、に関心を持っています。日本社会の「伝統」的な家族制度やコミュニティのあり方にも注目しながら、各地の大名家(藩)や商人たちの活動・役割について分析しています。
- 最近の研究テーマ
- 藩財政、両替商・大名貸し、義倉・社倉、赤子養育仕法、地域住民の共有ファンド、小学校の建設資金
- 関心領域
- 奈良時代や平安時代の朝廷で、書類の決裁や会議などの業務をどのように行っていたのかを、当時の貴族の日記などを用いて調べています。また、平安時代という時代を、同時代の人々や、後世の人々がどのような時代と捉えていたのかという点にも関心を持っています。
- 最近の研究テーマ
- 平安時代の人事制度の研究(叙位・任官の申請と結果通知の方式など)、奈良・平安時代の「名簿」の研究

- 関心領域
- 戦争や自然災害が、日本社会にどのような影響を与えてきたかについて興味があります。実際に発生した場合の被害や対応だけでなく、将来に備えて対策をおこなうことも社会に影響を与えます。それらのことを歴史のなかに位置付けたいと思っています。
- 最近の研究テーマ
- 自然災害(地震、水害など)の歴史、戦争・軍事遺跡、首都圏の歴史、軍隊と地域社会
- 関心領域
- アフリカ人移民による母国開発との関わりに興味があります。ケニアおよび移住先である米国東海岸でのフィールドワークを積み重ね、移民の母国に対する実践や「伝統」的行動をつぶさに調査し、外部援助に寄らないアフリカの内なる発展を展望しています。
- 最近の研究テーマ
- ギクユ民族誌、頭脳流出・環流、開発と文化、トランスナショナリズム、社会変動、アフリカ人女性移民
- 関心領域
- 女性が労働市場で不利なのはなぜか、どうすれば変えることができるかを職場のあり方に焦点をあてて、社会の構造から考えています。女性活躍を推進し、よりよい社会の構築にむけてどんな方策があるのか、もしくは個人としてはどんな戦略があるのかを実証研究を行い考察しています。
- 最近の研究テーマ
- 女性の活躍推進、新入社員の管理職志向、派遣社員のキャリア形成、小売業における同一価値労働同一賃金原則に基づく是正賃金など
- 関心領域
- 南アジア、特にバングラデシュやインド・ビハール州における開発や援助、そしてNGO活動や社会運動など。また日本を中心としたNGO活動やSDGs、国際的災害枠組み(SFDRR)も。
- 最近の研究テーマ
- バングラデシュの公的保健、ロヒンギャ難民問題、SDGs

- 関心領域
- 人びとが家族をどのようなものとしてみなし、それを日々の生活の中でどのように経験しているのかということに関心を持ち、社会学の立場から研究しています。共同研究である全国家族調査の質的調査を組織してインタビューや観察にとりくんでいます。データのアーカイビングにも関心を持っています。
- 最近の研究テーマ
- 語りを通じたライフコースの構築、doing family の社会学的分析、質的データの二次分析
- 関心領域
- ニュース、ドラマ、広告、バラエティなど、さまざまなメディアやコンテンツがありますが、それらを利用するオーディエンスの心理に関心があります。インタビュー、内容分析、質問紙調査、実験といったさまざまな方法でデータをとり、オーディエンスがメディアに何を求め、何を得ているのかを明らかにします。
- 最近の研究テーマ
- 不思議現象に対する態度、ファン心理、テレビ・オーディエンス、学業を遂行する心理的特性
- 関心領域
- 対人関係、特に、他者から見られ、評価される中での人の心の働きに興味があります。日常生活における人々の何気ない行動に「不思議」を見つけ、調査や実験を通してヒトの心の機能を分析しています。アパレル関連企業との共同研究も行っています。
- 最近の研究テーマ
- 羞恥心、自己プレゼンテーション、公共場面でのマナー行動、ファッション行動、痩身願望と理想体型、加齢と若さへのこだわり

- 関心領域
- 上司・部下間の信頼に関心があります。また、リーダーシップやメンタリング(経験豊かな者による若手の支援・育成)の共同研究もしています。最近は消費者心理やマーケティング、特に感覚やSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を用いたマーケティングにも関心があります。
- 最近の研究テーマ
- 上司・部下間の信頼について、“相手を信頼すること”と“相手から信頼されていると思うこと”に着目した研究
- 関心領域
- 大きくは、国際社会における文化多様性と普遍的価値、サステイナビリティーと文化の役割を追究しています。 最近では、伝統からのインスピレーションと創造性との関係、文化遺産の価値分析や価値共有の方法、地域文化の発掘とコミュニティ・デザインへの活用について関心があります。
- 最近の研究テーマ
- 文化と持続可能な開発、紛争・災害後の復興と文化的再建、有形文化遺産における精神性、リビング・ヘリテージ、カルチュラル・マッピング
- 関心領域
- 比較文化領域では、文化受容論を主として、異文化交流・外来宗教の受容・変容・土着化について考え続けています。日本語教育では、グローバル人材育成における漢字修得の問題を取り上げ、海外調査も繰り返しながら、漢字を覚えやすくするための方法や教材の開発に取り組んでいます。
- 最近の研究テーマ
- 世界遺産関連の潜伏キリシタン関連の宣教史研究、および、漢字を楽しく学び覚えるためのワークブック作成。
- 関心領域
- グローバル社会で日本人が英語を使って活躍する際,リーダーシップの取り方,チーム内での英語の使い方,コミュニケーションの取り方などに関心があります。
- 最近の研究テーマ
- 言語コミュニケーション,ノンバーバルコミュニケーション,リーダーシップと言語,言語とアイデンティティー,プレゼンテーション教育
- 関心領域
- 中国先秦時代の哲学-思想に興味があります。特に論理学や論理的思考に関心を持っています。『墨子』経·経説や『公孫龍子』を主な研究対象として、『荘子』斉物論篇などとの関係を探究しています。この頃は出土文献に関心を持っています。
- 最近の研究テーマ
- 古代中国の論理的思考を研究する一方、出土文献を利用する研究に取り組んでいます。

- 関心領域
- 多文化社会における人権問題について、人権条約の国内実施の観点から研究しています。特に、ヨーロッパの地域的人権保障制度を事例として、民族的マイノリティに対する差別や人権侵害が生じた際の司法的救済の場面で、国際人権法をどのように活用し得るかという問題に取り組んでいます。
- 最近の研究テーマ
- 人権条約の国内実施と国内裁判所における適用、多文化共生社会の構築と国際人権法、多文化共生社会における人権教育

- 関心領域
- 一般に、「ニュースには国境がある」と言われますが、人々の活動や意識がグローバル化している中で、ニュースもグローバルな視点により生成されたものが必要になってくるのではないか、であるとすれば、それはどのように可能なのか、に関心を持っています。
- 最近の研究テーマ
- 先行するCNN International, BBC World News, Al Jazeera Englishなどを事例に研究を進めています。
- 関心領域
- 戦後日本の映画と文学作品に描写されている政治問題。特に、マイノリティの苦労と悩みに焦点をあてた作品に関心を持っています。
- 最近の研究テーマ
- 日本の大衆文化、日仏文化交流史、翻訳者の社会立場、メディアミックス
- 関心領域
- 国際関係で最も避けたいもの=戦争がなぜ避けられないのか、を考えています。欧州の動向と東アジア(日米中)が主な関心です。歴史や理論はもちろんですが、刻々と変わる情勢、政策も分析します。外国研究機関との共同研究や政府関連、メディア等、柔軟に関心を広げています。
- 最近の研究テーマ
- 「ポスト西洋世界」における安全保障の(各地域、領域における)新展開、特に日本の安全保障外交政策
- 関心領域
- 19世紀フランス文学、主にロマン主義時代の文学作品を研究しています。とりわけこの時代のフランスで数多く刊行されたオリエント(近東地域)の旅行記を題材に、他者(自分とは異なる文化、言語、宗教、習慣を持った人間)との出会いの描かれ方を考察しています。
- 最近の研究テーマ
- ギリシア独立戦争の表象、フランス美術、文学と政治とのかかわり、ポトツキの『サラゴサ草稿』の翻訳
- 関心領域
- グローバル社会で人々の活動を支える基盤的な制度や秩序を国際公共財と呼びます。政府の無い世界ではその提供が難しいのです。世界政府が無くても国際公共財が提供されるしくみは無いのか、探求しています。ICTが生み出すネットワークと知識経済化の中に、そのメカニズムのヒントが隠れていることを発見しました。
- 最近の研究テーマ
- 人々がなぜネット上で協働できるのか。そのしくみの解明などICTが変える経済と社会を探求しています。

- 関心領域
- 不法行為責任の法的性質、専門家の責任、グローバル化がもたらす法の変容
- 最近の研究テーマ
- グローバル化の進行に伴う社会事象の複雑化が、一般不法行為による被害者救済の限界を呈している問題(キャッシュレス社会の推進と救済制度の未整備など)。
- 関心領域
- 保育園に通って、子どもたちの遊びに入れてもらいながら、対人行動を記録しています。その一部を「子どもたちは人が好き」東大出版、という本にまとめました。
- 最近の研究テーマ
- 幼児の利他的行動、幼児の教える行動、幼児の「空気」を使った遊び
- 関心領域
- 1歳齢ごろの赤ちゃんは言葉をうまく操れませんが,指さしによって他者と意思疎通を図ることができます。なぜ赤ちゃんが指さしをするのかについて,親子の観察や実験を通して明らかにしようとしています。また,動物園のチンパンジーたちの身振りを観察し,ヒトの身振りと何が異なるのかについても検討を進めています。
- 最近の研究テーマ
- 乳幼児の指さしの発達と進化,涙もろさの生涯発達と性差など
- 関心領域
- 超高齢社会の中において,人々が安心して暮らせるには何が必要かについて検討したいと思っています。特に,高齢者の在宅介護や在宅での看取りについて関心があります。認知症やがんなど,老年期において疾患を抱えた時に,ご本人やご家族にはどのようなケアや支援が必要かについて考えていきたいと思っています。
- 最近の研究テーマ
- 在宅での看取り,在宅介護における家族介護者の心理,がんを持つ親の子どもへの支援,男女共同参画に関する調査

- 関心領域
- 精神科リハビリテーションの集団療法、特に発達障害の方を対象とした支援に関心があります。生きづらさを抱えた方がその人らしく生活していけるようにどのような関わりをできるか考えていくことがテーマです。
- 最近の研究テーマ
- 発達障害の方を対象とした集団療法・カウンセリング、ひきこもり支援
- 関心領域
- 臨床心理学的援助、特にクライエント中心療法におけるカウンセラーの基本的姿勢である無条件の肯定的配慮、共感的理解、自己一致に関心があります。 また、人間の環境への適応のテーマの一つですが、別離体験に人間がどのように対処し、生じた困難を克服していくかに関心があります。
- 最近の研究テーマ
- カウンセラーの基本的姿勢の一つ、無条件の肯定的配慮がクライエントの人格変化にどう関わるのかを研究しています。
- 関心領域
- 発達臨床心理学。子どものQuality of Lifeをテーマに、幼児期・児童期・思春期・青年期における発達的変容を尺度を用いて検討しています。 他者がいて自己が形成されるわけで、親子間や友人間など人間関係が自己の形成にいかに形成するのかについても興味があります。 臨床的に意義のある研究をしたいと日々考えています。
- 最近の研究テーマ
- 子どもたちのQuality of Life(いのちの輝き)について学際的に考える
- 関心領域
- 時とともに色づいていく思い出という過去に向かう記憶と、正確な再現が可能となる未来に向かう記憶について、感情との絡み合いの面から、実験や調査によって調べています。たとえば、60歳時に円周率10万桁暗唱を達成し、今も記録を伸ばし続けているスーパー高齢者を10年以上にわたって研究しています。
- 最近の研究テーマ
- 記憶と感情の関係、加齢にともなう記憶力の維持・向上の方法、食の記憶と好き嫌いの関係、社会で共有される記憶の特徴
- 関心領域
- 見たり聞いたりする「知覚」の働きは、言わば私たちの心の出発点です。ものの知覚から始まる心の経験は、その理解や記憶、さらには思考や言語といった「認知」の働きにつながり、私たちの心の中に複雑な仕組みを作り上げています。その一端を、実験や調査で解明できればと思います。
- 最近の研究テーマ
- 文字や数字と色を結び付ける「共感覚的な認知」の仕組みを検討することで、共感覚の謎に迫れればと考えています。
- 関心領域
- 子どものこころの発達に関心があります。家族や仲間との生活を通して子どもたちがどのように成長していくのか、特に自己と他者を信頼する心と社会的発達を調査や面接によって調べています。さまざまな環境下で育つ子どもたちを対象に、施設や病院の協力も得て研究を行っています。
- 最近の研究テーマ
- 思春期の心理的発達と適応、児童思春期の愛着、児童養護施設入所児童の心理的発達、問題行動の発達と予防

- 関心領域
- 臨床心理学の中でも、パーソナリティのアセスメントに興味があります。いろいろなアセスメントツールがありますが、中でも、ロールシャッハ・テストの実施と分析、解釈には力を入れています。
- 最近の研究テーマ
- ロールシャッハ・エゴ・レジリエンス指標の開発
- 関心領域
- 乳幼児期の音楽的発達、とくに養育者と音・音楽を介して関わり合いながら育つ道筋を、音声解析や動作解析によって解明しています。保育現場との共同によるカリキュラム開発も行っています。
- 最近の研究テーマ
- 赤ちゃんとお母さんのコミュニケーションにおける音楽性、保育における表現のカリキュラム開発
- 関心領域
- 子どもの健康を守り育てる教育プログラムの開発に興味があります。小・中・高校生が健康についての科学的な認識と主体的な実践能力を高める方法ならびに初等・中等・高等教育での学校保健活動の推進に関して調査と実践研究により検討しています。小・中・高校の保健教科書の執筆・編集も行っています。
- 最近の研究テーマ
- 保健教科書、学習指導要領、がん教育、「罹患性」の自覚、DUPの短縮、教員の健康・安全能力、健康観察

- 関心領域
- 特に18・19世紀のドイツの教育思想を対象としながら、近代教育のあり方について哲学的・思想史的な観点から研究を進めています。さらに、現代社会において成熟し自律するとはどういうことかについても考えています。
- 最近の研究テーマ
- ドイツの思想家ヘルバルト(Johann Friedrich Herbart 1776-1841)の研究、現代社会における人間の自律、近代化、道徳教育

- 関心領域
- 子どもの虐待防止について、児童相談所が関わる虐待問題を抱える家族の特徴を実態調査から研究しています。特に虐待の要因の一つでもある家族の貧困、子どもの貧困への対応、在宅支援、社会的養育(里親、児童養護施設等)の課題も含め分析しています。
- 最近の研究テーマ
- 子どもの貧困、ひとり親家庭への支援、DV問題を抱える家族の分析、子ども食堂、無料塾、子ども虐待予防、障害児への支援
- 関心領域
- 「遊び」は乳幼児期の子どもの重要な学習と位置づけられています。遊びの中で子どもは何を学んでいるのか、その学びを支える保育者の専門性とは何か、専門性はどう高められていくか、という点について長く考え続けています。
- 最近の研究テーマ
- 遊びの質の評価 遊びの質と保育環境の関係 子ども理解を深める保育記録の在り方
- 関心領域
- 母語としての日本語を育む国語科の授業をどのようにつくっていくのかが中心的課題です。子どもの側に立ち、発達と言語・教材・指導法など多角的に課題に迫っています。検定教科書の編集にも参画しています。
- 最近の研究テーマ
- 綴方教育と文学教育の再評価と今日的在り方の追究。単元開発。
- 関心領域
- 異文化理解を促進し世界の平和構築に貢献することを目的に発展してきた比較教育学が、21世紀のグローバリゼーションとリージョナリゼーションの進展とともにどのように変化しているのか、国際的影響関係が強い各国の生涯学習政策に着目しながら、考察している。
- 最近の研究テーマ
- 公教育における多様な学習機会の保証の在り方ならびに越境する人々とその教育に関する国際比較研究。とくにEU、北欧・スウェーデン、旧ソ連・ロシアの事例研究。
- 関心領域
- 「学ぶ」時、あるいは「学べない・学ばない」時に、そこに何が起こっているのか、いかに「学ぶ」ようになるのかについて探究しています。たとえば、障害、LGBTQ、疾病、学業のつまずき等により学ぶこと・生きることに困難を抱える人と共により良く生きる・学ぶことが実現されたとしたら、そこにどのような状況が存在するのかといった問いです。
- 最近の研究テーマ
- 教養教育、地域活動への参加を通した学び、インクルーシブ教育、深い学び、教師教育

- 関心領域
- 保育の場における子どもたちの育ちが、どのような人やモノや出来事との関係の中で生まれているのか、その子どもを取り巻く周囲の関係構造や、それらの関係の変容過程に関心を持って研究しています。また、子どもの育ちと連動し合う保育者の育ちや保護者の育ちについても関心は広がっています。
- 最近の研究テーマ
- 子どもの「参加」過程を支える場の構造 保育の質向上に繋がる研修体制 子ども・保護者・保育者の育ち合い
- 関心領域
- 「豊かな教育社会は何か」をテーマに、持続可能な開発のための教育(ESD)や国際理解教育、地球規模課題に取り組むホリスティック教育の理論や実践について、また教育分野の国際協力のアプローチや事例について研究している。なお、近年はJICA草の根技術協力事業により、スリランカの貧困村における環境教育/ESD支援を展開し、大学院を中心に途上国におけるサスティナビリティの学習課題について検討している。
- 最近の研究テーマ
- ユネスコの推進する地球規模課題、特に気候変動問題を解決するための教育の理論研究と実践研究。
- 関心領域
- 衣服や住まいなどの身近な環境が、人間の健康・安全性、快適性、くらしの質に与える影響を、省エネルギーの観点とともに研究しています。教育学を通し、くらしを科学的にとらえる力や生活者の視点を養い、現代のさまざまな課題の解決に少しでも寄与したいと考えています。
- 最近の研究テーマ
- 家庭科教育とESD、気候変動とファッション、建築環境と知的生産性、被服や建築における熱的快適性、持続可能性とライフスタイル

- 関心領域
- 学校教育における体育科教育の存在意義やあり方、カリキュラム、良い体育授業とはなどに興味があります。さらに、体育科におけるダンスカリキュラムや教員養成課程におけるダンス授業の在り方について研究しております。
- 最近の研究テーマ
- 体育科カリキュラム、ダンスカリキュラム、スポーツリテラシー、ダンスリテラシー、体育科指導法、ダンス指導法
- 関心領域
- これからの時代に必要となる資質・能力を、対話的な学習活動を通して育成するために、主体的・対話的で深い学びを実現する授業、ICTを活用して学びを深める授業、そして、一人ひとりなりの学びの変容を促す学習評価の方法の開発などの研究を、人が生まれつき持っている「対話を通して学ぶ力」である建設的相互作用といった人の学習理論に基づいて実践的に取り組んでいる。
- 最近の研究テーマ
- 協調学習・学習評価・教育へのテクノロジ活用
- 関心領域
- 美術教育の振興を願い、美術文化と子供の造形文化を架橋する筋道を、文化人類学や認知科学などの視座から構想しています。さらに美術教育による国際貢献活動や、他国との造形美術に関わる教科の比較研究に関心があります。また、「図画工作科」文科省検定教科書の企画や執筆を行っています。
- 最近の研究テーマ
- カリキュラム開発、カンボジア王国新設美術科ナショナルカリキュラム及び教科書の作成、「かがくいひろし論」(絵本学)など。

- 関心領域
- 子ども主体の遊びを中心とした保育において子どもたちがモノや人等、さまざまな環境を通して、どのような事を学んでいるのかを観察し、分析しています。また、その子どもの学びを保護者と保育者が共有するための方法を検討し、実践研究を行っています。
- 最近の研究テーマ
- 低年齢から保育所に通う子どもが増える中で、乳児期の生活や遊びの環境の在り方に関心を寄せ、研究をしています。

- 関心領域
- 主に発展途上にある国々(特にアジア太平洋地域)におけるインクルーシブ教育開発の現状と方向性を把握するために、各国の政策を比較分析しています。比較政策分析と同時に、インクルーシブ教育が質の高い教育機会であることを実証するために、障がい児と共に学ぶ障がいのない児童を対象にフィールド研究をカンボジアの小学校で実施しています。
- 最近の研究テーマ
- インクルーシブ教育が障がいのない児童の非認知的能力を向上させ、その結果、認知的能力の向上にもプラス効果があることを仮説とし、カンボジアにおいて小学生児童の追跡調査をしています。
- 兼任所員
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- 大橋 正明 教授
- 永田 佳之 教授
- 小川 早百合 教授
- Brenda BUSHELL 教授
- 岩田 一成 准教授
- 酒井 一輔 専任講師
- 石井 洋子 准教授
- 加藤 和哉 教授
- 杉原 真晃 准教授
- 神前 裕子 専任講師
- 招聘研究員
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- 岡崎 淑子 聖心女子大学前学長
- 田窪 恭治 多摩美術大学客員教授
- キム・チュイ 氏(作家)
- 兼任所員(学内所員)
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- 安達 まみ 教授
- 今川 恭子 教授
- 印出 忠夫 教授
- 小川 早百合 教授
- 加藤 和哉 教授
- 上石 学 准教授
- 河邉 貴子 教授
- 冨原 眞弓 教授
- 長野 美香 教授
- 山田 由紀 教授
- 山田 庄太郎 専任講師
- 兼任所員(学外所員)
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- 遠藤 徹 元本学教授
- 加藤 信朗 元本学教授
- 鈴木 秀子 元本学教授
- 道家 弘一郎 名誉教授
- 原岡 文子 名誉教授
- 堀江 宗正 元本学准教授
- 増田 早苗 研究員
- 山崎 渾子 名誉教授
- 吉澤 五郎 名誉教授

図書館
本学における学習・研究活動を支援する重要な学術情報基盤です。学習や研究における創造的なパートナーとして、情報リテラシー教育と学術コミュニケーション活動を支えています。

研究倫理
聖心女子大学では、公的研究費の不正使用を防止し、適正な運営・管理を行うように努めています。

研究助成金(科学研究費等)
科学研究費獲得状況についてご紹介します。

グローバル共生研究所
聖心女子大学の「大学の理念」に基づき、グローバル共生を実践する人間を生み出していくための教育と研究そして社会活動を行う拠点です。

キリスト教文化研究所
キリスト教の文化や思想に関する研究を推進し、またこれに関わる教育を支援し、またその実りを内外に発信することをもって社会に貢献することを目指す大学付属機関です。

学術リポジトリ
聖心女子大学の知的生産物の発信と保存を目的として、聖心女子大学が生産・保有する学術成果物を電子的な形態で収集・蓄積し、国内外の誰もがアクセスできるようにWEB上で公開するものです。