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東京大学名誉教授 石田勇治氏による特別講演会「ヒトラー前夜のドイツ」を開催

史学科世界史コースでは「ヨーロッパ現代史1(1)」の授業で、東京大学名誉教授の石田勇治氏をお招きして、特別講演会「ヒトラー前夜のドイツ:民主政はなぜ独裁に転じたのか?」を開催しました。石田氏は日本を代表するドイツ現代史研究者のひとりですが、本授業では石田氏が執筆された『ヒトラーとナチ・ドイツ』をテキストとして使用しており、著者ご自身からお話を聞くことができてさらに理解が深まった、たいへん貴重な経験だった、と学生たちから感謝の声が寄せられています。

学生からの感想:
「当時としては先進的だったドイツの民主政が、段階を追って崩壊していく様子がよくわかりました」
「ヒトラー政権は圧倒的多数の支持で誕生したと思っていましたが、そうではなかったと知り驚きました」
「衝撃的だったのは、ヒトラーがクーデタという形ではなく、既存の法律や制度を合法的に悪用して独裁体制を築いたことです」
「石田先生のご著書を何度も読んだので、文字が声となって、ご本人が語ってくださる場にいられたことに幸せを感じました」
※授業を履修していない学生も講演を聴講しています。

(史学科教授 桑名映子)

講演会の様子(1)
講演会の様子(2)
東京大学名誉教授 石田勇治氏