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招聘研究員のさかなクンと本学学生がコラボし「食による被災地支援」を実施
今年度の聖心祭では、本学グローバル共生研究所の招聘研究員であるさかなクンと本学の学生、本学のカフェレストラン「La Mensa jasmin(ラ・メンサ・ジャスミン)」との聖心祭コラボ特別メニュー「鮫(サメ)サンド」と「ニギスのつみれ汁」を2日間数量限定で販売することになりました。
この取り組みは、昨年の「HAPPYギョ食プロジェクト」(※)に続き、「未利用魚」「低利用魚」と呼ばれ、様々な理由により、おいしさが知られていない・あまり食べられていない・売り場に出回らない魚を紹介する企画の第2弾です。
特に、今回使用した鮫とニギスは、東京魚市場卸協同組合の協力を得て、東日本大震災および令和6年能登半島地震による影響で風評被害にあったり、漁船が出せなくなり漁獲量が減少したりしている地域で獲れたものを用いたことから、「食による被災地支援」も兼ねたイベントとなりました。前期の授業「グローバル共生基礎Ⅰ」の履修生の有志も協力し、2日間でほぼ完売の盛況ぶりでした。
当日の様子および特別メニュー開発までの様子はさかなクンのYouTubeで11月末頃に公開される予定です。ぜひご覧ください。
学生の声:
「特別メニューを食べたお客さんもみんな美味しそうにしていて、被災地のお魚のことについて少し関心を持ってもらえた気がして嬉しかった。」
「この経験を通じて、被災地のあまり流通していないお魚の存在を知ることができた。家に帰った後に家族に話したり、友達に話したりすることで、少しでも知ってもらうことに貢献できたと思えた。」
※【参考】昨年の「HAPPYギョ食プロジェクト」の報告はこちら
(グローバル共生研究所助教 神田和可子)