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ニュース

新任教員挨拶

【日本語日本文学科 藤田佑 専任講師】
日本語日本文学科に着任した藤田佑と申します。専攻は日本近代文学、これまでは特に、三島由紀夫を中心に戦後文学の研究をしてきました。個々の作品を具体的に読み解きながら、その作品が産まれた必然性・偶然性を文学史として記述し、「小説」が一体いかなるジャンルなのかを考えてみたい、というのが、研究の大きな目標です。ただ、一人で研究したり本を読むこと以上に、誰かと作品について語り合うこと、他人が作品について書いた・語った言葉を読み聞きすることが大好きです。聖心女子大学の学生のみなさんの、そのような言葉に触れられることを、心より楽しみにしております。

【哲学科 青木由紀子 専任講師】
4月より哲学科に着任いたしました青木 由紀子と申します。聖⼼会の会員(シスター)で、これまで中高、および他大学で勤務していました。専⾨は教育哲学です。西洋教育思想史におけるキリスト教の影響を考察しており、特に、19世紀イギリスの思想家、ジョン‧ヘンリー‧ニューマンの教育思想、宗教思想を参照軸として、リベラル‧アーツ教育の理念について研究をしています。リベラル‧アーツは長い歴史のある教育理念ですが、それは、聖心女子大学で学生の皆さんがどのような学びをするかということと、無関係ではありません。激動する世界の中で、一人ひとりが真に自由になり、他者と共に⽣きていく教育とは何なのか、皆様と日々学びながら、共に探究していかれればと思います。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

【史学科 魏郁欣 専任講師】
4月より史学科に着任した魏郁欣(ぎいくしん)と申します。台湾台北の出身です。日本における中国史研究の長い伝統、とりわけその実証的な研究手法に強い感銘を受け、大学卒業後に来日しました。専門は中国近世史(明清史)です。博士論文では、台湾と地理的・歴史的に深い関係を持つ福建地域に焦点を当て、福建の人々と風水の関わりを社会史的な視点から考察しました。現在は、「コミュニケーションツール」としての風水に関心を持っています。特に、風水を媒介として、当時の下層知識人たちがいかにエリート層と繋がり、独自の人間関係を構築していったのかを解明することが目下の主な研究課題です。中国、台湾、そして日本は、海を越えて深い絆で結ばれた隣人同士です。授業では、これら三地域の関連性から中国の歴史を捉え直すことを目指します。中国史を単なる「遠い国の歴史」ではなく、「自分たちの歴史や文化に繋がる身近なもの」として再発見する面白さを、学生の皆さんに伝えていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

【教育学科 神永裕昭 准教授】
4月より教育学科に着任しました神永裕昭です。専門は国語科教育学です。なかでも、インプロ(即興演劇)を取り入れたコミュニケーション教育と、文学テクストを読むことの教育に関心をもち、研究を進めています。これら2つの研究に共通しているのは、「場」が学びを引き出すという考え方です。他者とのコミュニケーションにおいても、文学テクストを読むという行為においても、明確な答え(the answer)があらかじめ存在するわけではありません。他者との交流や対話を通して問い続けるなかで自分なりの答え(an answer)を積み重ねていく。その過程そのものが学習であると考えています。そのような学びを生み出す「場」(教室・授業・ワークショップ)を構成する「材」「学習者(参加者)」「教師(ファシリテーター)」「関係性」「目的・課題」「方法」「空間」など、それぞれの要素に興味をもっています。聖心女子大学の学生の皆さんといっしょに探究していけたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

【教育学科 水島ゆめ 准教授】
このたび教育学科に着任いたしました、水島ゆめと申します。これまで、美術教育および素材に関わる表現研究を軸に、制作活動と教育活動の両⾯から実践を重ねてまいりました。芸術は、身近な素材や自然、環境に目を向けることで、私たちと世界との関係をあらためて感じ直す契機を与えてくれるものだと考えています。そして、そのような身近なものの美しさに気づき、全身で感じ取りながら関わろうとする姿勢こそが、子どもたちのあり方そのものでもあると感じています。教育の場においても、その感覚や驚きを大切にしながら、学生の皆さんとともに、見つめること、つくること、考えることを往復しつつ、豊かな学びの場を育んでいければ幸いです。微力ではございますが、聖心女子大学の教育‧研究の発展に少しでも貢献できるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。