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校章・校歌・感ずべき御母

聖心女子大学の校章

聖心女子大学の校章

中央の二つのハートは、キリストの聖心(みこころ)と聖母マリアのみ心のシンボルです。左の茨(いばら)に囲まれたハートは人びとを救うために苦しまれたキリストの愛を象徴し、右の剣(つるぎ)に貫かれたハートはキリストとともに救いの業(わざ)に関わられた聖母マリアのみ心を表しています。

二つのハートを囲む百合の花は清らかさのシンボルです。

UBI CARITAS, IBI DEUS (ウビ カリタス イビ デウス) 「愛といつくしみのあるところに神います」は、本学のモットーです。

校歌「若いいのちよ」

團 伊玖磨 作曲(1974年)

はばたけ、若い生命(いのち)よ
未来へ道をひらけ、
正義にねざした平和の道を。 
    ウビ カリタス (Ubi Caritas)
    イビ デウス (Ibi Deus)
ゆけ 若い生命(いのち)よ
真理を求めて あゆみつづけよ。
道辺(みちのべ)に愛の火をもえたたせよ。
   聖心(みこころ)の光は(導く)
      道ゆく人のうえに。
   明るく照らす、聖心(みこころ) の火は。
    ウビ カリタス (Ubi Caritas)
    イビ デウス (Ibi Deus)

マーテル・アドミラビリス(感ずべき御母)

マーテル・アドミラビリス(感ずべき御母)

「マーテル・アドミラビリス」と名づけられた聖母マリアの絵の原画は、ローマ市内のスペイン広場にあるトリニタ・ディ・モンティの修道院の壁画で、19世紀半ば頃、一修道女によって描かれたものです。この聖母像は、学院の創立者、聖マグダレナ・ソフィア・バラが目指した女性の理想像を表すものとして親しまれてきました。

1801年、フランスのアミアン市に最初の聖心女子学院が創立されて以来、いまや世界各国に広がっている聖心女子学院のどの姉妹校を訪れても、必ずこの聖画を見ることができ、その創立者の教育理念の精神を伝えています。

この絵は、「希望」のある未来を示すあけぼのを背景に、ふと手仕事をやめて、心を神に捧げる若き聖母マリアの姿です。バスケットの上に伏せられた読みかけの本によって示される「学問」への関心、手にする糸紡ぎ機に表される労働の貴さ・・・ここに祈り、考え、働くという基本的な人間の生きる姿勢が描かれています。また傍らに咲くユリの花は「清純」の徳を表します。神を信頼して生きた聖母マリアのように、命をはぐくみ、大切にし、神と人への愛にこたえていく女性の品位と使命を象徴しています。