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石原比伊呂准教授(史学科)著書『北朝の天皇「室町幕府に翻弄された皇統」の実像』出版

石原比伊呂准教授(史学科)『北朝の天皇「室町幕府に翻弄された皇統」の実像』(中公新書、2020年7月)が出版されました。

建武三年(一三三六)、京都を制圧した足利尊氏は新天皇を擁して幕府を開いた。後醍醐天皇は吉野に逃れ、二帝が並び立つ時代が始まる。北朝の天皇や院は幕府の傀儡だったと思われがちだが、歴代将軍は概して手厚く遇した。三代義満による南北朝の合一以降、皇統は北朝系が占めた。一見無力な北朝は、いかに将軍の庇護を受け、生き残りに成功したか。両者の交わりをエピソード豊かに描き、室町時代の政治力学を解き明かす。
(出版社HPより引用)

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