澤野由紀子教授(教育学科)の共編著『現代ロシアの教育改革―伝統と革新の＜光＞を求めて』が出版

ロシア・ソビエト教育研究会、岩崎正吾、嶺井明子、澤野由紀子、タスタンベコワ,クアニシ編著『現代ロシアの教育改革—伝統と革新の＜光＞を求めて』東信堂(2021年4月、全426ページ)が出版されました。
今年2021年はソビエト連邦が解体してからちょうど30年になります。21世紀のロシア連邦はプーチン大統領が目指す強靭な大国ロシアを支える人材養成のために、教育制度、教育内容・方法、教員養成・研修など教育のあらゆる側面からの改革に取り組んできました。世界最大の国土に約190の少数民族が共存する多民族・多言語・多宗教国家であるロシアにおいて、社会主義時代の教育の伝統と遺産を活かしながら世界のトップを目指す教育改革の実態を、ロシア人を含む21人の著者が、それぞれの観点から検討しました。ロシアを通してグローバルな教育課題についても考察しています。

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