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新潟県燕市で「農からの社会再生」(JA共済寄附講座)スタディーツアーを実施

基礎課程の1年次生及び2年次以降のどの学科の学生も履修できる、総合現代教養科目としてのグローバル共生科目群の一つ「農からの社会再生」(JA共済寄附講座)は、授業の一環として宿泊型のスタディーツアーを実施して、「農」や「社会再生」を実地に学んでいます。

今年度は、しっかりとした感染防止対策を講じたうえで、10月29(金)~31日(日)の2泊3日、金属洋食器の街と知られる新潟県燕市を訪問しました。市内の企業での学生のインターン受け入れ等の町興しに関わる「(公社)つばめいと」がこのツアーを受け入れてくださり、そのご案内で、現場で密に学んできました。

一番印象が強かったのは、地元のらーめん・和食等のシェフ、農家、酒屋らが中心となって構成し、「NIIGATAプレミアムダイニングin燕」を始めとした燕の文化を広く発信する諸活動を行う”Tsubame X Actions(略称ツバクロ)”の4人のお話です。この背景には、こうした若い人や部外者のユニークな試みを大事にする、市民や市行政があるように感じられました。

加えて、市の産業史料館で市の産業の全体図を学び、有名な伝統工芸の鎚起銅器や包丁の製造工場も訪問し、最後には「地場産センター」での買い物を楽しみました。また地元産の食材で作った美味しい料理も、堪能してきました。

(人間関係学科教授・大橋正明)