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3.11オンラインイベント「福島と聖心女子大学を繋ぐ~離れていても相手を想う」

東日本大震災から11年が過ぎました。
また、日本国内だけでも、この間にも多くの自然災害が起こりました。
誰しもが、突然、被災者となる可能性があることを実感してきた11年であったと思います。

災害大国に生きる私たちにとって、動けるものがまず動き、互いを助け、支え合うことの大切さを社会全体で分かち合うことが重要です。
本学でも支援活動や教育活動を通して、学生たちとその価値観を共有し、実践する取り組みを行っています。

被災された方々に、あらためてお見舞いを申し上げますとともに、
今後も、災害については自分事としてとらえ、本学の取り組みの中で得た知識や経験を社会に発信していきたいと思います。

聖心女子大学   ミッション推進会議災害復興支援専門部会
マグダレナ・ソフィアセンター

 

東日本大震災から11年目を迎えるにあたり、「WASK」(Ecoマスクプロジェクト)の学生が企画したオンライン・イベント「福島と聖心女子大学を繋ぐ~離れていても相手を想う」が開催されました。

第1部では、南原摩利氏(カリタス南相馬所長)の「カリタス南相馬について~被災地の現状」、廣畑裕子氏(小高工房主宰)の「学生にできる支援について」の二つの講演が、第2部では福島の復興支援活動に取り組む4団体(WASK、SHOC project、お手紙プロジェクト、Earth in Mind)の活動紹介が行われました。第3部のディスカッションの際、積極的に質問し、思いを語る学生の言葉から、活動の今後の展開への意欲が強く感じられました。

最後に、「状況が落ち着いたら、ぜひ福島を訪ねてほしい」という言葉とともに、南原氏からは「福島を考えることは、日本の未来を考えること」というメッセージが、廣畑氏からは「福島のことをもっともっと勉強して、誰かにそれを伝えてほしい」という願いと、「あと半歩前に出て!」という学生たちへの温かいエールが贈られました。