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3.11オンラインイベント 「福島と聖心女子大学のミッション~これからもつながる」

東日本大震災から12年目の今年、「WASK」(Ecoマスクプロジェクト)の学生が企画したオンラインイベント「福島と聖心女子大学のミッション~これからもつながる」が、南相馬と本学を結んで開催されました。

第1部では、南原摩利氏(カリタス南相馬所長)、廣畑裕子氏(小高工房主宰)、松野みき子氏(眞こころサロン、シスター畠中のメッセージ代読)三氏にお話しいただきました。三氏のお話には「福島を訪ね、自分の目で見て、知って、学んで、伝えて下さい」という共通するメッセージがあり、先ずは福島に足を運ぶことが、最初の一歩となることを改めて痛感しました。

また、「福島には豊かな自然があり、人々は今を輝いて生きています。一人一人が大切な存在として、お互いを気にかけながら過ごしています。小高の暮らしは、役目や肩書ではなく、“その人”として大切にされているのです」という廣畑氏のお話には、本学の「一人一人の人間をかけがえのない存在として愛するキリストの聖心(みこころ)に学ぶ」という建学の精神に通じるものがあり、今後の活動を考える学生たちの心にも、一層深く刻まれました。

第2部では、今後、南相馬の方々とのつながりの中で進めていく新たな活動のアイディアが、学生側から提案されました。それに対し、南相馬の南原氏、廣畑氏からは、アイディアへの具体的なアドバイスとともに、学生たちに力強い励ましの言葉が贈られ、コロナ後の南相馬訪問を見据えての今後の活動の展開には、双方から大きな期待が寄せられました。